嵐の松本潤が江戸幕府初代将軍の徳川家康を演じるＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」（日曜・後８時）の（２８日放送）で、家康と武田家の争いが激化する。
武田信玄（阿部寛）が亡くなったからといって、戦いが終わるわけでもない。後継の勝頼（眞栄田郷敦）も歴史に名が残る猛将。外側の猛攻だけでなく、謀略も仕掛けて中からも徳川家を崩しにかかる。
家康のいる浜松。妻の瀬名（有村架純）と嫡男・信康（細田佳央太）が構える岡崎。勝頼もいきなり総大将に向かわず、岡崎から攻め落とそうとする。教科書だと１ページもかからない部分でも、登場人物たちの心情が描かれると、その後の出来事も頭の中で繫がる…。瀬名が心配になってくる。
前週の第１９回「お手付きしてどうする！」では、家康に側室ができた。信玄に敗れ、浜松でしょげる家康を侍女のお万（松井玲奈）が風呂の世話しているうちに、そういうことになってしまう展開。家臣の石川数正（松重豊）は「信長が敵を蹴散らしている時に、殿は風呂で何をしておられたのか！」と激怒。そんなこと言われても、という気になる。
さらに岡崎から浜松にやってきた瀬名は、家康にしゃもじを投げつけ、ビンタも見舞う。さすがに家康が気の毒になってくる。
別のビンタもあった。浅井長政（大貫勇輔）が織田信長（岡田准一）に敗れ、長政の妻で信長の妹・お市の方（北川景子）が戻る。対面した羽柴秀吉（ムロツヨシ）が「お市様のことは、この私めがよ～くお世話したりますで」と顔に手を伸ばすと、市が「気安く触れるな！サル！」と平手打ち。秀吉の「サルじゃねえて、羽柴秀吉だて」という笑いが不気味だ。
だんだん本性を隠さなくなる秀吉。小さい娘を３人連れた市から長女を抱き上げる。気持ち悪さ全開ではあるが、この女児が後の妻で豊臣秀頼を生む淀君になる。ＳＮＳでも「サイコパスみ増してる！」「もう…さすがの伏線ですわ」とムロの怪演と脚本の描かれ方を絶賛する。
ちなみにネットを中心に盛り上がっていた家康の“脱糞カウントダウン”も、直接描かれなかったものの町民が「家康はな信玄が恐ろしくて馬上で漏らして『焼きミソだ』ってごまかしたんだと！」と暴露。番組関係者も「無事に回収されたということだと思います」と笑う。
第１９回の平均世帯視聴率は１１・５％でアップ。ライバルのテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の１２・５％に次ぐ数字だったものの、上昇気流に乗ってきた。。物語の中盤へ差しかかり、三英傑（信長・秀吉・家康）も徐々にに頭角を現してきた。随所にちりばめられた伏線に気を付けたい。
（ＮＨＫ担当・浦本将樹）
※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区
引用元: ・【NHK大河】「どうする家康」ムロ秀吉の溺愛伏線！ビンタ２連発に脱糞カウントダウン終了…愛妻・瀬名どうする 第２０回みどころ [Ailuropoda melanoleuca★]
役者の表面上しか見られないスタッフ
大河ドラマも地に落ちたな
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