「殴られて死ぬか、車にひかれるか選べ」友人女性を脅した上、首に拳を…抵抗した女性は全治１か月、21歳の自称・鉄筋工を逮捕

21歳の男を逮捕、容疑の裏づけをすすめている帯広警察署
５月上旬、北海道帯広市の駐車場の車内で、20代の友人女性に対し、脅迫した上、首に拳を押し付けるなどし、けがをさせたとして、21歳の男が逮捕されました。

暴力行為法違反、傷害の疑いで逮捕されたのは、帯広市に住む21歳の自称・鉄筋工の男です。
この男は５月９日午前４時ごろから15分ほどの間に、帯広市の駐車場に駐車中の車内で、21歳の友人女性に対し、長さ約40センチのシフトノブを示して「これで殴られて死ぬか、車にひかれるか選べ」などと脅した上、首に拳を押し付けるなどし、けがをさせた疑いが持たれています。
女性は男からの暴行と、抵抗した際の弾みなどで、首や胸、それに足を打撲するなどし、全治１か月の診断を受けています。
警察によりますと、女性は事件後、自ら警察を訪れて相談、捜査の結果、２つの容疑が固まったとして、発生から１か月半ほどの19日午後、男の逮捕に至りました。
取り調べに対して21歳の自称・鉄筋工の男は「服を引っ張ったこと以外は、覚えがありません」などと話しているということです。
この２人をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴はありませんが、警察は、引き続き動機や経緯などを詳しく調べ、容疑の裏づけをすすめています。

北海道放送（株）
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