岸田文雄首相(自民党総裁)は8日、内閣改造を13日に行う意向を固め、複数の与党幹部に伝えた。人事では、自民の森山裕選対委員長を留任を含め党要職か重要閣僚で起用する調整を進めている。首相はインドネシア、インドを歴訪中で11日に帰国する予定。帰国後、麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長らと会談し、人事の内容を最終判断する考えだ。
公明党の山口那津男代表は8日、訪問先の那覇市内で記者団から内閣改造は13日かと問われ、「はい。インドから総理より電話をいただいた」と語った。
首相は帰国翌日の12日に自民党臨時総務会を開催する予定で、党役員人事の一任を取り付ける。その後、人事の調整を本格化させ、13日に党役員人事を経て、内閣改造に踏み切る考えだ。
森山氏は2022年8月から選対委員長を務め、衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う選挙区調整をまとめた。岸田政権では「非主流派」にとどまる菅義偉前首相や二階俊博元幹事長に近いとされてきたが、野党各党へのパイプを生かした実務能力の高さを首相は信頼しており、引き続き要職での起用を検討している。【高橋祐貴】
毎日新聞 2023/9/9 05:00(最終更新 9/9 05:00) 472文字
https://mainichi.jp/articles/20230908/k00/00m/010/332000c
引用元: ・森山裕選対委員長を要職起用へ 首相、13日に内閣改造の意向 [蚤の市★]
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