日刊ゲンダイ
2023/09/10 06:00
この夏、テレビのワイドショー・情報番組でやたら目に付くのが、「街で外国人観光客に聞きました」という特集だ。これが実につまらないばかりか、なにかあやしい。
東京の浅草、銀座、御徒町、さらに京都や箱根に取材スタッフが出かけ、観光とおぼしき外国人に声をかけるのだが、「日本のどこが好き?」「食べておいしかったのは?」「日本で驚いたことは?」など、またそれかよというようなことを聞く。当然、予想通りの「富士山がきれいだった」「ラーメンおいしかった」「トイレが清潔」といつもの答えで、意外性はなく、面白くもなんともない。
そもそも、みんなあんなに好意的なコメントばかりなのか。「どこ行っても人ばかりでうんざり」「スシは生臭くて気持ち悪かった」「タクシーが止まらない」などの不満を口にする観光客だっているはずである。そういうのはカットしてしまうのだろう。
それどころか、本当にそんなこと言ってるのか? というのもある。インドからの観光客が「こんな暑さ、インド人もびっくりだよ」なんていうのは、いかにもヤラセっぽいし、家電製品を購入した中国人のおばさんに、「円安だから爆買いのチャンスですね」と質問するのだが、おばさんは為替レートの知識は乏しいようでキョトンとしている。でも、字幕には「円安はありがたいわ」などと流れたりする。
富士山の弾丸登山は危険とされているのに、5合目で「今から一気に頂上をめざすんだ」という外国人グループに、「がんばって」と声をかけるリポーターは無定見もいいところ。ここまでくると、もうBPO(放送倫理・番組向上機構)の審議案件である。
なぜこんな安直な企画が氾濫するのか。情報番組の制作会社ディレクターは「撮れ高がよく、カネがかからないからです」と裏事情を明かす。
「日本人が“暑いです”“おいしいです”と話しても当たり前すぎて使えませんが、外国人がちょっと大げさな身ぶりと表情でしゃべってくれれば画になります。日本をほめるので視聴者のウケもいい。そして、なによりもおカネも手間もかからないんです。事前の取材交渉はいらないし、出演料もゼロ。現場にカメラとD(ディレクター)が出かけるだけですから、予算を削られてるワイドショーとしてはおいしいですよ」
そして、もうひとつのウマミはどんな編集をしてもクレームが来ないということ。日本人にインタビューしたものだと、放送後に「私はあんなことは言っていない」とトラブルになることもあるが、外国人観光客なら放送するころには帰国してしまっている。何の取材なのかと聞かれることも、ほとんどないはずだ。制作スタッフは番組の都合に合わせていくらでも編集できるのだから、こんな楽なことはない。
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依頼あり
◆芸スポ+スレッド作成依頼スレ★1643 [muffin★]
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1693993698/312
引用元: ・テレビの「街で外国人観光客に聞きました」ってヤラセはない? “ニッポンすばらしい”ばかり [征夷大将軍★]
月曜から夜更かしで面白い素人って
ほとんど境界知能だよね
お前らは毎日ヤラセの記事書いてるだろw
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