官庁を含めたランキングでは1位が外務省(19人)、2位が総務省(18人)。17人の楽天は3位につけている。
4位以下には三菱UFJ銀行(16人)、アクセンチュア(16人)、財務省(14人)といった「定番」が続く。
財務省の不人気はここ数年、話題になっているが「財務省より楽天」という東大生の判断は面白い。
院修了も29人が楽天に入社しており、アクセンチュア(41人)、日本IBM(30人)に次ぐ3位。ソニー(23人)、NTTデータ(22人)、日立製作所(21人)といった日本を代表する「IT・ものづくり企業」を上回っている。
ちなみに学部卒では上位20社に製造業は1社も入っていない。『起業の天才!』の中には、情報誌による「マッチング」という新しいビジネスモデルを編み出した江副に対し、当時経団連会長で新日鉄(現日本製鉄)出身の稲山嘉寛が「額に汗してモノを作らないあなたたちのような虚業に人材が流れるのは危うい」と語る場面がある。
稲山の言説に従えば、世界の株式時価増額ランキングでトップ10を独占する「GAFA+M」は、そのほとんどが「虚業」である。産業のサービス化はアルビン・トフラーの『第三の波』が世界的ベストセラーになった1980年代から叫ばれていたことだが、その波が40年遅れでようやく日本にも届いた。
テクノロジーの進化により、サービス化は「データ化」「AI化」に変化した。東大生はその波頭に立つ企業が「楽天」であると認識しているのだ。
GAFAを蹴って楽天を選んだ台湾の学生
なぜ楽天が「データ化」「AI化」の先頭なのか。『最後の海賊』に登場する新入社員の蘇上育(スー・シャンユウ)はこう説明する。
「サイエンティストの立場で言うと、EC(楽天市場)、フィンテック(楽天カード)など70を超えるインターネットサービスで膨大なデータを扱っているのが何よりの魅力です」
2023年2月に入社したスーは、台湾最難関の国立台湾大学でコンピューター科学の博士号を取った生成AIのスペシャリストだ。インターンをしていたグーグル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトから「うちに来ないか」と誘われた。
アメリカのビッグテックの誘いを蹴って楽天に来たスーはこう続ける。
「僕がインターンをしていたグーグルのラボには6000人のサイエンティストがいました。あの規模だと自分のやりたいことができるかどうか。200人の楽天技術研究所はちょうどいい」
モバイル参入に1兆円を投資して経営危機が叫ばれていることについてはどう考えているのか。
「リスクはありますよね。でも(モバイル事業を通じて)膨大な数のユーザーの生活に直接関われるようになるというのは、ものすごいチャンスです。
楽天はAI企業としてグローバルに成功できる可能性があると思います」
通信エンジニアの世界でも、楽天は注目の的だ。楽天モバイルはインドのベンガルールに開発拠点を構えているが、ここには世界中から6000人の技術者が集結している。世界屈指の呼び声が高いインド工科大学から毎年100人単位を採用している。

就活 2023年7月26日
https://www.todaishimbun.org/shuushokusaki_20230725/
【23卒東大生就職状況】学部生首位は3年連続楽天 院生は2年連続アクセンチュアがトップへ
引用元: ・【東京大学新聞】 23卒東大生就職状況、学部生首位は3年連続楽天
俺らみたいな使い捨てとは違う
あ~なるほど
楽天がダメになってきた原因はコレだったのか…
ポイント付与も、以前より詐欺的でケチになった。
東大官僚と自民党が日本をダメにしてきた張本人なのに。
任天堂に入るな
頭いいはずなのになんでだろ
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