香港を追い抜き、ソウルはアジアアートシーンの次なる旗手となるか? フリーズとキアフを中心にレポート
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/seoul-frieze-kiaf-artweek-2023-report
ソウルと日本はどのような決定的な違いがあるのか?
今回フリーズ・ソウルに参加したSCAI THE BATHHOUSEの白石正美は、1980年代より韓国と仕事をしてきた人物でもある。白石はソウルアートシーンの様子を次のように語る。
「やはり韓国自体がアートに対するサポートがすごい。とくに現代美術に関して政治的にも社会的にも成熟してるから西洋のギャラリーが来たがる理由がわかりますよ。韓国に来るのは7年ぶりくらいだけど本当に変わった。前はこんなにギャラリーもたくさんなかったし、いまは元気ですよ。Kukje Galleryのアニッシュ・カプーア展を見ればわかるけど、ギャラリーが美術館以上のことをやってるんです。それはなぜなら社会にアートや文化を支える力があるからで、韓国の現代美術に日本は追いつこうとしても追いつかないかもしれない。あと、東京とソウルは向いている方向が違うかもしれませんね。ソウルはアートマーケット、東京はアートイベント。どちらがいいか悪いかはわかりませんが、ソウル、韓国のほうが力が集約されている感じがしますね」。
ここで白石の言う「アートに対するサポート」は国が文化に費やす金額からも自明だ。2019年度時点で、日本は国家予算約101兆のうち文化支出は1167億円、韓国は国家予算約26兆のうち文化支出は3015億円。国家予算は日本のほうが3倍も上回っているにも関わらず、文化予算は韓国のほうが3倍上回っている(*3)。
そうした数字がそのまま活気として気化したかのように、韓国のフェアやアートイベントでは勢いを感じることが多かった。日本のアートイベントよりも圧倒的に若者が多かったのも、活気の一助となっていた。
以下ソースで
引用元: ・【芸術】韓国で空前のアートブーム、一般人でもギャラリーで絵を買う。日本の3倍以上もの補助金を政府が芸術に出す
マジで終わってるよ
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