’22年11月19日と’23年1月16日に強制性交をした罪で水沼被告は起訴されたが、公判のなかで昨年11月から今年の1月までになんと、10~15回も性行為やわいせつな行為をしたと余罪を明らかにしている。
たとえば11月19日の犯行は、以下の通りである。
水沼被告の自宅に連れてこられたAさんは玄関口で足がすくんでしまったという。動けなくなったAさんを水沼被告は「中に入るように」と押しながら進み、そのまま廊下で性行為をした。
「なぜ廊下だったのか?」という裁判長の質問に、「リビングや寝室のある部屋だと妻や息子のことを考えてしまい、罪悪感が生まれるため、無意識のうちにそこまで行かなかったのだと思います」と答えている。
水沼被告が勤務していた小学校のホームページには、「大人の体になる準備」と性教育をする被告人の姿が載っていた。
被害者家族の代理人弁護士が「何を考えながら、生徒に性教育をしていたのですか?」と質問すると、「ちゃんとした知識を持ってほしいと思っていました」と回答。しかし、代理人が「未成年では、性行為で子宮が破裂したり大ケガを負う可能性もあったのではないか?」「避妊具をつけずに行為におよんだこともあったようだが、妊娠したらどうするつもりだったのか?」と質問を続けると、「申し訳ありません。そこまで考えていませんでした」と無責任な答えを繰り返した。
行為の後、水沼被告がAさんに向けて「早く同年代の彼氏をつくれ」と発言したことに触れ、「行為が発覚したとき、誰かに罪をなすりつけるつもりだったのではないか?」と代理人が質問すると「それはありません」と否定した。
水沼被告は「子供たちひとりひとりと向きあえるような教師になりたい」と教職を志したというが、大学時代から小児性愛者向けのマンガを何冊も購入し、処分せずに自宅に保管していたことが警察の捜査で明らかになっている。
しかし、「被告人がいま認識している性癖について確認します」と検察が補足質問に立ち、「取り調べで、『自分の性的な対象は女子小学生から30代前半ごろの女性だ』と話したことは覚えていますか。上の年齢はともかく、幼い女の子に対して性的な関心を持っていたのではないですか?」と質問すると、「いま思うと、世間的にロリコンといわれるような性癖が自分のなかにあったかもしれない」と認め、今後、専門のクリニックに相談することを約束した。
10月23日、論告弁論に先立ち、Aさんの母親が意見陳述をおこなった。
娘の口から、水沼被告に何をされたか聞いたときの衝撃を語り、「被告人は娘の心と体に傷をつけ、オモチャにしました」「娘は涙が止まらなくなりました」と声を震わせた。
いまだにAさんが、水沼被告のことを「好きだったのかも」と口にするなど、気持ちを整理しきれていないことに触れ、「専門家によると、典型的なグルーミング(被害者となりうる人物に近づき、親しくなって信頼を得る行為)による洗脳状態だとのことです」と怒りをにじませた。そして、最後にこう訴えた。
「被告人のせいで、私たち家族は人生が狂いました。しかるべき判決を下していただきたく存じます」(抜粋)

引用元: ・【裁判】、「大人の体になる準備」 鬼畜ロリコン教師・水沼宏嘉(妻子あり)、小学生女児に3ヶ月で15回も避妊なしセックス…初公判
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