海外からも非難…ずさんな万博誘致
「彼らは何千キロも離れた国からやってきて、こんな扱いを受けている。信じられない。日本は様変わりしてしまったようだ」
昨年の11月14日から2日間の日程で大阪市内の国際会議場で開催された、2025年大阪・関西万博の参加国への出展説明会。初日の夜に行われたレセプション会場を取材していると、海外政府関係者からこんな声が聞こえてきた。
見ると、華やかな会場の外で、じっと立っている海外参加者らがいる。その一人が記者に「1カ国あたりの参加者数が制限されているために、食事もせずに外で待っている人々が何人もいる」と説明してくれた。その人も、自国の別の担当者に席をゆずり、外で待っていたのだ。
日本側は本当にそのような対応をしたのか。日本国際博覧会協会の幹部に問いただした。すると「スペースの問題があった」と答えたが、「予算がないことも理由だったのでは」と問いただすと「それもある」と認めた。予算が足りなかったのだ。
このような場面もあった。万博をめぐる否定的な報道が相次ぎ、機運醸成が進まない現状にいらだつ海外政府関係者が記者にこう詰問した。
「万博の予算が増えて、あなた方が支払う税金が増えて不満に思うことは分かる。しかしそれでも、あなた方は万博を誘致したんだ。その責任をどう捉えるのか」
万博関連の支出をめぐる問題は終わりが見えない。会場建設費が当初計画の1・9倍の約2350億円に増え、運営費も約1・4倍の1160億円に増額される見込みだ。売り上げの大半が運営費に充てられる入場券も、前売り券の約700万枚の購入を企業が請け負う計画だ。「もう勘弁してほしい」「会社から入場券をもらって行く万博に意味があるのか」。企業関係者からは率直な言葉が漏れる。
大阪・関西万博は誘致段階から、計画があまりにずさんだったと言わざるを得ない。資材価格の高騰などもあるが、国際イベントは予想外の事態を踏まえて計画するのが当然だ。直前のドバイ万博は、コロナ禍という逆風下で開催された。
「誘致した責任をどう捉えているのか」。大阪、日本はその言葉を忘れるべきではない。
引用元: ・日本やらかす。万博誘致レセプションで海外政府関係者を会場から閉め出し 外人「オォ、クレイジー」 [271912485]
みっともない国だよほんとに
それを取材して万博駄目だーとか記事書く産経はもはや反日印象操作新聞に成り下がったな
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