[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
発表した研究内容とは?
編集部:
今回、京都大学らによる研究グループが発表した研究内容について教えてください。
柳先生:
今回紹介する研究は京都大学らの研究グループによるもので、成果は学術雑誌「American Journal of Ophthalmology」に掲載されています。
研究グループは、厚生労働省の匿名医療保険等関連情報データベースを解析しました。その結果、2020年10月1日時点で、日本の人口1億2570万8000人中270万9207人が斜視と診断され、斜視の有病率は2.154%と算出したことを発表しました。
斜視の有病率は学齢期で高くなる傾向がみられ、5~9歳で6.019%、10~14歳で7.652%、15~19歳で5.664%でした。また、高齢者も有病率は高くなり、75~79歳で2.611%、80~84歳で2.762%、85~89歳で2.495%という結果になりました。若年層では女性、高齢層では男性の有病率が高い傾向がみられました。
以上の結果から、研究グループは「斜視の有病率・発生率は二峰性の年齢分布を示し、学齢期から中年期にかけての有病率は斜視手術により低下している可能性が示唆された」と結論づけています。また、若年層では女性、高齢層では男性の有病率が高い傾向がみられたことについては「若年男性患者と比べて、若年女性患者は心理社会的な不利益を被ることが多いという理由から、眼科の受診率および斜視施術の施行率が高くなっている可能性がある」と述べています。
斜視とは?
編集部:
京都大学らによる研究グループが研究対象にした斜視について教えてください。
柳先生:
斜視とは左右の眼が違う方向をみている状態で、「外斜視」「内斜視」「上下斜視」などに分類されます。外斜視は片方の眼が目標を見ていて、その反対の眼が正面より外に向いている状態で、内斜視は内側を向いている状態です。
さらに、斜視は目を動かす筋肉に原因がある「麻痺性斜視」、麻痺がない「共同性斜視」に分けられます。小児の斜視はほとんどが共同性斜視で、その原因は不明です。症例によっては、目を動かす筋肉や命令を出す脳神経、斜視以外の目の病気の有無、全身的な病気がないかの検査が必要になることもあります。斜視は「視力が発達しにくい」「立体視などが発達しない、または使えない」「ものが2つに見える」などの影響が考えられます。眼鏡や斜視手術、訓練といった治療法があります。
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/90a657918ec7f3fc35e2e2605c3c101c6121048d
引用元: ・「日本人の50人に1人が斜視」若年層・高齢層に顕著 京都大学ら研究グループ発表 [首都圏の虎★]
見栄えが悪いし放置する意味がない
程度問題ないのかな
最近はあんまり聞かないが
そしてあっちでは軽い斜視はセクシーなんだと
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