本日ランセット誌に発表された調査結果によると、英国でワクチン接種率がもっと高かったら、2022年夏に7,000件以上の入院と死亡が回避できた可能性があることが示唆されている。
COVID-19の感染者数が増加し、最近新たな変異株が特定されたことを受けて、この研究はワクチン接種の普及と躊躇に関するタイムリーな知見を提供し、政策立案者に情報を提供できる可能性がある。
この研究は、英国の4つの国すべてにおける匿名化された健康データへの安全なアクセスに依存しており、これはパンデミックの間に初めて可能になった進歩である。
ケンブリッジ大学ビクター・フィリップ・ダダレ心臓・肺研究所の健康データサイエンス教授で、英国心臓財団データサイエンスセンター副所長でもある共著者のアンジェラ・ウッド氏は次のように述べた。
「これは英国全土の人口を対象とする個人レベルの匿名化された健康データを使用した初の疫学研究です。私たちは、COVID-19のワクチン接種が不十分な人々と、ワクチン接種不足に伴うリスクについて、英国全土で詳細な状況を把握しました。」
「これらの結果は、ワクチン接種率を向上させるための健康政策や公衆衛生介入の策定に役立てることができます。このアプローチは、病気の理解と治療における新たな発見につながる大きな可能性を秘めた、他の多くの医学分野にも応用できる可能性があります。」
数学モデルによれば、2022年夏の4か月間に発生した約4万400件の重症COVID-19患者のうち、英国民全員がワクチン接種を完了していれば、7180件の入院と死亡を回避できた可能性があることが示された。
ワクチン接種不足は、調査対象となった全年齢層において入院や死亡の有意な増加と関連しており、75歳以上のワクチン接種不足の人は、完全に防御された人よりもCOVID-19による重篤な結果になる可能性が2倍以上高かった。
ワクチン接種不足率が最も高かったのは、若者、男性、貧困度の高い地域に住む人々、非白人民族の人々であった。
研究者らは、この研究は英国で実施された研究としては過去最大規模であり、分権化された国々の間で異なる方法で収集・保管されているNHSのデータを統合するという課題を克服することで、英国の科学にとって新たな時代の到来を告げるものでもあると述べている。
キャシー・サドロー教授、Health Data Research UKの主任科学者、英国心臓財団(BHF)データサイエンスセンター所長
現在、英国4カ国にわたるNHSで日常的に収集されるデータの潜在能力を最大限に活用するためのインフラストラクチャが存在します。私たちは、これらのアプローチをがん、心臓病、糖尿病など他の多くの医療分野に拡張して、病気のよりよい理解、予防、治療を模索できるし、拡張すべきだと考えています。」
エディンバラ大学アッシャー研究所所長、HDR UK研究ディレクター、共同研究リーダーのアジズ・シェイク教授は、「大規模なデータ研究はパンデミック管理に不可欠であり、科学者が政策関連の発見を迅速に行えるようにしています。
COVID-19ワクチンは人命を救います。新たな変異種が出現する中、この研究は、公衆衛生キャンペーンを重点的に実施し、そのコミュニティに合わせて調整すべき社会のグループや地域を正確に特定するのに役立ちます」と述べた。

COVID-19ワクチン接種率の大幅なギャップにより、7,000人以上の入院や死亡につながった可能性がある
https://www.cam.ac.uk/research/news/significant-gaps-in-covid-19-vaccine-uptake-may-have-led-to-over-7000-hospitalisations-and-deaths
引用元: ・【英ケンブリッジ大学 過去最大研究】コロナワクチン接種不足は、全年齢層において入院や死亡の有意な増加と関連、75歳以上の接種不足の人は、完全に予防された人よりも重篤な結果になる可能性が2倍以上高い
ガースーはボケたフリが加速、デマ太郎は中国逃亡待ったナシ、か?
ワクチン接種後に一時的に免疫が低下しているのも発表されている
コロナワクチンが感染拡大のきっかけ程度という話なら
タイミングがどうのこうのという話にもみえるが。感染拡大前に接種する必要がある、といった。
現実におきたことは、コロナワクチン接種数と陽性数の 増減がおもいきりシンクロしまっていた。
接種数が増えるたびに陽性数がふえ、接種がおわると収束した。
コロナワクチンによって免疫低下した一定数が陽性者として発生したということだろう。
コロナパンデミックとはワクチンパンデミックだった。
ワクチン打つとこーなります
コメント