朝日新聞
ADHDの方がよくおっしゃる困りごとのひとつに、忘れ物やなくし物が多いことがあります。この問題を解決するために持ち物リストを作ったり、物の「住所」を決めたり、整理整頓をしたりすることは大切です。しかしそれだけではなかなか減らせないのも事実です。
忘れ物やなくし物を減らすために、こうした自助努力に加えて、バッグの側が進化してADHDの特性をカバーしてくれれば助かるのではないか? こんな発想に基づいて、今回はADHDとバッグについて考察してみます。
2024年に筆者らは、バッグに関するお困りごとについてアンケートを行い、インターネット上で600人以上のADHDの方にご回答いただきました。この図は、寄せられた主な困りごとを、ADHDの子どもを対象にした神経心理学研究の知見に基づいて解説したものです。
ひとつずつ見ていきましょう。
■リュックのファスナー閉め忘れ
たまに街で見かけますね。リュックのメインポケットや小さなポケットが開いたまま歩いている人です。背中側だから本人は気づいていませんが、ヒヤヒヤしますね。ADHDの方からの回答で、これは非常に多くて驚きました。
なぜリュックのファスナー閉め忘れ現象が起こるのか考えてみました。リュックのポケットにスマホが入っていたとします。帰宅後、リュックを下ろして、ふと、「メール来てないかな」とスマホを取り出したくなったとします。この時、きっと、ファスナーを開けるまでは「中のスマホを取り出してメールを見たい!」という欲求がありますからファスナーは進んで開けるでしょう。
しかし、いったんスマホを手にすると、一刻も早くメールチェックをしたいわけですから、ファスナーを閉めるなんてモタモタはしたくないわけです。その結果、ファスナーは放置され、開いたままなのでしょう。
このプロセスで、「ファスナーを閉める」という地味な作業より、「早くメールチェックしたい!」というより魅力的な作業に飛びついてしまう衝動性が浮かび上がります。
本当なら、メールチェックしたい衝動にブレーキをかけて、いったんファスナーを閉めることができればいいのです。この、衝動にブレーキをかける力が弱い傾向は、ADHDの子どもでは顕著に見られます。
これを抑制制御障害と言います。この抑制制御障害で説明がつくのが次の困りごとです。
■とりあえずバッグの中に放り込むので、バッグの中で探し物ばかり
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fd6cd624f3ae83d1534815127ad690f44d2d0af
引用元: ・【👜】ファスナーを閉め忘れ… ADHDの人が陥りやすいバッグの困りごと [ぐれ★]
ああ僕も気をつけようっと ╰⋃╯
マジでゴミだなADHD
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