コメの価格高騰が続く中、成田空港では旅行客が海外でコメを購入して持ち帰るケースが増えていて、
国の植物防疫所は、コメを日本に持ち込むには検査証明書が必要なことなどに注意してほしいと呼びかけています。
農林水産省のまとめによりますと全国のスーパーで今月13日までの1週間に販売されたコメの平均価格は、5キロ当たりの税込みで4217円と、去年の同じ時期と比べると2倍以上の高値となっています。
横浜植物防疫所成田支所によりますと、こうした価格の高騰を背景に、成田空港では去年の夏ごろから
インドやタイなど主にアジアから帰国する人が現地でコメを購入し持ち帰るケースが増えていて、先月ごろからは急増しているということです。
また、最近では韓国からの持ち込みも増えていて、1回当たり5キロから10キロの持ち込みが多いということです。
個人が海外からお土産などとして精米を日本に持ち込むときは、持ち出す国の政府機関が発行する検査証明書を取得し、
入国の際に検査を受ける必要があり、植物防疫所は注意するよう呼びかけています。
横浜植物防疫所成田支所の上田英史統括植物検疫官は「これから大型連休で海外に行く人も増えるが、
コメを日本に持ち込むときは輸出国の政府機関の証明書を必ず取得するよう気をつけてほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250425/k10014789691000.html
引用元: ・インドやタイなどで買った米を持ち帰ってくる日本人が急増 [123322212]
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