「『人生の宝物になる万博』目指そう」…協会事務総長が年頭あいさつ

協会が入る大阪府咲洲庁舎（大阪市住之江区）では、幹部職員ら約80人を前に、石毛博行事務総長が年頭あいさつに立ち、「何としても成功に導かなければならない」と述べた。

万博を巡っては昨年、人工島・ 夢洲ゆめしま （同市此花区）の会場中心部にシンボルとしてつくられる大屋根（リング）の建設が開始。開幕500日前には前売り券の販売も始まった。
だが、海外パビリオンの建設は大幅に遅れており、参加する160か国・地域のうち55か国が独自に建てる予定のパビリオンは1か国も着工してない。会場建設費も当初の1・9倍となる2350億円に上振れし、厳しい視線が注がれる。

石毛事務総長は「今年は逆算して必要になる準備を行う年だ。世界と共につくる『みんなの万博』『人生の宝物になる万博』を目指していこう」と述べた。

大阪市の横山英幸市長は市役所で行った年頭あいさつで、万博について「インフラ整備や機運醸成などに全庁を挙げて取り組もう」と呼びかけた。

[読売新聞]
2024年1月4日(木) 17:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b614e73b6b6d3f069fd92e86eb611a5fa8f17c3

橋下徹氏、万博リング「太陽の塔のような大阪のシンボルに」発言で “違和感” 続出「芸術作品と日よけを同一視」「予言者みたい」 https://news.yahoo.co.jp/articles/646c487e46c762363b79e0529e4181d5b370b1dc

>会場プロデューサーで「リング」を設計した建築家の藤本壮介
>「リング」については、350億円もの巨額の建設費がかかることから、国会で「無駄遣い」などと批判が出ていた。
>そもそも、「リング」は当初の計画にはなく、建築家・藤本氏の要求で2020年12月に加わったもの。