(CNN) 車から現れた5人の男は女性を拘束すると、服を引き裂き、周囲を取り囲んだ。男のうち1人は女性をレイプして刃物で殺害し、死後に再びレイプした――。昨年10月7日にイスラエルを襲撃したイスラム組織ハマスの蛮行を生き延びた男性、ラズ・コーヘンさん(24)がCNNのインタビューで当時の経験を振り返った。
コーヘンさんは交際2カ月の女性マヤさんと合流するため、イスラエル南部の砂漠で行われた音楽祭に足を運んだ。マヤさんは友人と一緒に逃げようとしたものの、殺害されたという。別の若い女性が銃で頭を撃たれる中、コーヘンさんは茂みの中に逃げ込んだ。レイプを目撃したのは、この茂みでのことだった。
イスラエル警察は現在、ハマスの戦闘員によるレイプや性暴力について記録をまとめている。パレスチナ自治区ガザ地区からイスラエルに侵入した戦闘員は音楽祭を襲い、ガザとの境界付近にあるキブツ(農業共同体)を襲撃した。
約1200人を殺害、200人あまりを人質に取った蛮行は世界で非難され、イスラエル軍が大規模な対抗措置に乗り出す事態となった。ハマスが運営するガザ保健省によると、その後のガザでの戦闘ではパレスチナ人2万2000人以上が死亡している。
ただ、国連や人権団体がイスラエル人に対するレイプや手足切断の報告について非難するのは遅かった。被害者の大半は少女や女性だが、中には男性もいる。ハマスは戦闘員が襲撃中に性的暴行に及んだことを否定している。
国連女性機関は昨年12月の声明でハマスの襲撃を非難し、「襲撃中、性別に基づく残虐行為や性暴力があったとの証言の数々に憂慮の念を抱いている」と表明した。
コーヘンさんは「これは事実」「実際に起きたことだ」と語る。
白い車はコーヘンさんの隠れている場所から約30メートルの地点で停車し、民間人の服装をした男5人が出てきた。
引用元: ・【国際】笑いながら女性をレイプ殺害 10月7日のイスラエル襲撃、生存者の目撃証言 [ぐれ★]
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