北陸電力が管轄する志賀原発がある石川・志賀町でも1日、最大震度7を観測するなど大きな揺れとなった。
この志賀原発は2011年から停止中だが、今回、次のような影響が出ている。
まず、電源について、外部電源の変圧器の配管が壊れ、冷却用などの油が漏れ出し、いわば主電源を失った形となった。
そして、プールには使用済み燃料が保管されているが、使用済みの燃料プールから冷却水の一部があふれた。
さらに原発周辺でも、原発から離れたところにあるモニタリングポスト数カ所で機能しなくなり、空気中の放射線量が測れないといったことが起こった。
13年前、2011年の東日本大震災の際、福島第一原発では、予備電源を含むすべての電源を失い、メルトダウンにつながるなど深刻な事故となった。
今回の影響について、北陸電力は「発電所の安全性は確保されている」と説明している。
まず、燃料プールに関しては、「予備電源に切り替えて冷却を続行している」という。
そして、あふれた冷却水に関しては、「水は建物内にとどまっていて、外部への影響はない」という。
さらに、モニタリングポストに関しては、「敷地内のものに関しては正常に稼働していて、数値に問題はない」という。
また、経産省の関係者は、「今回の事故は備えの範囲内」だとみているという。
これらをふまえ、原子力委員会の委員長代理を務めた長崎大学の鈴木達治郎教授に、地震の影響についてうかがった。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/ff13c259c2dcf4235f7dff033d583aa5c279c447
引用元: ・【震度7 志賀原発で何が?】燃料プール 水あふれ主電源失う 北陸電力「安全性は確保」
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