「中国には自由がない。日本は自由の国」と期待して来日し、難民申請をしたものの壁にぶち当たった。日本の難民認定率はわずか1%未満。
2012年5月、システムと外部のインターネットをつなぐVPN(仮想専用線)を使った際、YouTubeでイギリスBBC放送による天安門事件のドキュメンタリー映像を見つけ、衝撃を受けた。
「映像で、価値観が全て変わりました。以前は共産党に対し、少し忌避感があった程度でしたが、学生を銃殺するような残忍なことは受け入れられないと感じました。中国政府は六四(天安門事件)自体をなかったことにしているので、事件があったことさえ知らなかったのです」
強制入院「拒否すれば家族全員を処分」
約1週間後、5月25日の昼ごろだった。ノックに応じてドアを開けると、警察官が3人立っていた。精神病院に連れて行かれた。
翌日、見舞いに来た祖父らが周さんに伝えた。「警察から連絡を受けた。強制入院を拒否したら家族全員を処分すると言われた」
改めて身の危険を感じた周さんは、かねてから家族に秘密で取得していたパスポートを手に、出国の計画を練り始めた。考え抜いた末、選んだのは隣国の日本。
「日本は自由の国ですから。言論の自由、報道の自由があります。中国にはありません」
「おまえは反逆分子だ。永遠に中国に足を踏み入れないで。戻ってくるとしても、もう二度と生きる道や自由なんか得られないよ」
▽日本での支援、急ピッチで難民申請
来日後しばらくは大阪市西成区の安ホテルに滞在した。日本に頼れる人はおらず、次第に手持ちの金がなくなっていく。
詳細はソース 2024/1/9
引用元: ・中国政府を批判、警察官「拒否すれば家族全員を処分」中国人「日本には言論の自由がある、中国にはない」日本へ [お断り★]
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