国際社会が戦闘休止に向けた仲介努力を続ける中、衝突開始から14日で100日が経過。イスラエル軍は攻撃の手を緩めず、ガザ当局によると15日までの過去24時間で132人が死亡し、死者数は2万4000人を超えた。
ガザ南部最大都市ハンユニスのほか、中部ブレイジやマガジで特に激しい戦闘が続いた。軍はハンユニスにあるハマスの指令センターで武器を押収した。インターネットなどの通信も連日遮断され、救急当局の活動に影響が出ているという。
イスラエル政府によれば、ハマスは依然として人質130人ほどを拘束中。ハマスは14日、人質の一部と連絡が取れなくなったとし、イスラエルの空爆で死亡した可能性を主張した。
ハマスはさらに、20~50代の人質3人を撮影した37秒間の動画を公開。「あす、彼らの運命を公表する」と告げた。イスラエル国内で人質の家族らが早期解放を求め、ネタニヤフ政権への抗議行動を活発化させる中、動画公開を通じイスラエルを揺さぶる狙いがあるもようだ。
イスラエル軍報道官は14日、「軍事作戦は時間を要するものだ。精密に行動する必要がある」と述べ、人質の安全に配慮しながら作戦を進めていることを強調した。商都テルアビブでは14日、人質拉致から100日に合わせて集会が開かれ、参加した市民らが人質の早期帰還を訴えた。
引用元: ・ガザ死者2万4000人 衝突100日、攻撃緩めず イスラエル [首都圏の虎★]
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