この発表によると、給与額1位はスイス、2位は米国。集計した約6割の国で前年より給与が上がり、各国の現地通貨ベースでも米国3.6%増、ドイツ2.6%増など、G7構成国では平均2.6%上昇。IT人材獲得競争が繰り広げられる中、世界各国でITエンジニアの給与が上がっていることがうかがえる。
しかし日本は、USドルベースのITエンジニア給与で前年比5.9%の減少、また日本円ベースでも前年比でほとんど上がらず0.4%増にとどまった。国内では、ITエンジニア不足が過去最悪レベルと言われ、海外のIT人材活用に注目度が高まっているが、為替変動の影響を考慮してもなお、日本のITエンジニアに対する給与の優位性は後退。日本の魅力低下が懸念される結果となった。
世界でITエンジニアの給与アップが進む一方、日本は減少
データを取得できた72カ国について、ITエンジニア(Software Engineer)の給与をUSドルに換算した結果、最も給与が高かったのはスイスで、続いて米国、イスラエルが名を連ねた。日本は36,061USドルで、72カ国中26位となり、24位の中国を下回った。
また、前年比での増加率は約6割の国々でITエンジニアの給与が上がっている。前年比で最も増加率が高かったのはチェコ、2位はカメルーン、3位がコスタリカ。増加率の上位10カ国には、東ヨーロッパからチェコ、ポーランド、ブルガリアの3カ国、中南米からコスタリカ、ブラジル、メキシコの3カ国が入りった。
日本は前年比で5.9%減少しており、増減率では58位。世界各国でITエンジニアの給与が上がっている一方、日本はUSドルベースで給与が下がる結果となった。
円ベースでもほぼ横ばい
日本のITエンジニアの給与が世界各国と比較して低迷している要因のひとつに円安があげられるが、円ベースでも0.4%増にとどまった。
一方、G7構成国(カナダは前年データが取得できず対象外)では、フランス3.8%増、米国3.6%増、ドイツ2.6%増など、いずれの国も日本の0.4%増を大きく上回り、G7構成国の平均では、前年比2.6%増。また参考だが、中国は16.9%増だった。
国内では賃上げに向けた動きが活発化しており、ITエンジニア確保に向け給与の見直しが進んでいる。しかしながら、DXに向けた取り組みや投資が拡大する中、IT人材不足がDXを阻むとも言われる状況下において、相対的にみて、世界における日本のITエンジニア給与の優位性が後退している。
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/819c3a9d346fa602081e47ee3d068df7b4e62c36
引用元: ・世界のITエンジニア給与ランキングで日本は26位、給与増減率は58位… 海外のIT人材確保に暗雲か [首都圏の虎★]
全然使えなかったけど
ガイジンガー
きたー
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