市によると、市立中学校の生徒401人のうち、約250人が避難する意向だと言う(16日時点)。
太洋さんは白山市を訪れたことはなく、全く馴染みがない場所だ。
連絡が取れる同級生の多くは、避難すると言うが…
太洋さん
「行きたくないです。知らない人と一緒は嫌です」
輪島市が集団避難に関する方針を示したのは1月10日。保護者から学校への同意連絡の締め切りは12日で、考える時間も十分にはない。避難先は白山市内で2箇所あり、必ずしも親しい友人と一緒に過ごせるかどうかはわからない。
陽子さん
「2か月間、親と離れて、子どもたちの精神的なサポートもどうするのか、誰が面倒見てくれるのか、何の連絡もない。ただ『同意するか、しないか』と聞かれても、親としても不安。子どもたちも傷ついているし『行かんとダメだよ』とも、私らには言えないので。本人が行きたくないと言うので、無理やり行かせることもできないです」
輪島中学校の始業式が何日の予定だったかは「忘れた」と話す太洋さん。
避難所で1日をどう過ごしているのか聞くと、寝たり、いとこたちと遊んだりしていると言う。
太洋さん
「勉強道具は、がれきの下に埋まっていて、今何も持っていないので勉強できません。避難所の中で小さい子が遊んでいるのを見ると、心が癒されます」
詳しくはこちら
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/946790?display=1
引用元: ・【能登地震】「勉強道具は、がれきの下」輪島市の中学生集団避難「行かない」親子の選択
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