ダウンタウンの松本人志(60才)の知人は、彼の近況をこう明かした。お笑い界の頂点に立つ男はいま、かつてない窮地に立たされている。
当初は芸能界のご意見番たちも発言を控えていたが、ここに来て上沼恵美子(68才)が出演番組で「超一流の人間やのに、遊びは三流以下やった」と切り捨て、爆笑問題の太田光(58才)も「シリアスな状況で笑いにしにくい」と発言するなど、騒動に対する率直な見解が聞かれるようになった。そこで注目されるのが、松本が常日頃、「芸能界の親友」と語る中居正広(51才)の動向だ。
お笑い界とアイドル界のトップに立つ2人だけに、頂点の重圧や責任感をわかり合い、悩みを相談して助け合うことができる唯一無二の存在だったのかもしれない。だが、今回の騒動について、中居は沈黙を貫いている(1月15日現在)。
そんな中、小誌『女性セブン』は中居に関してある重要な証言を得た。
「松本さんを囲む飲み会には後輩芸人だけでなく、中居さんも参加していたと聞いています。密室での飲み会であり、『週刊文春』で報じられたようなやり取りがあったかはまったくわかりませんが、飲み会には女性も参加していたそうです」(別の芸能関係者)
さらに関係者の間で注目を集めているのが過去に中居が述べた発言の数々だ。例えば、昨年6月18日に放送された『まつもtoなかい』において、松本から「この先、(おれは)どうやったらもっと売れる?」と聞かれた中居は松本の欠点をこう指摘した。
「『性の抑制』を自分でコントロールできたら、もうひとつ上のまっちゃんが現れると思う。もういいよ、エロいことばっかり考えてないで」
盟友が沈黙する中、松本は着々と“戦闘準備”を進めているとみられる。性加害疑惑を報じた『週刊文春』をはじめとしたメディアとの法廷闘争である。
「松本さんは『報道があまりにも偏っている。事実と事実でない部分にかなり差があるから、裁判でしっかり主張したい』との思いが非常に強いそうです。文春だけでなく、自身の性加害を認定するような記事を出した媒体はすべて名誉毀損による損害賠償を訴えるほどの勢いで、吉本興業ではなく、個人を原告として裁判を闘うとみられます。自宅にこもり、すでに弁護士との打ち合わせも始めているとの情報もあります」(前出・松本の知人)
そうした強気の姿勢を見せる一方で、後輩たちには気遣いを見せたという。
「小沢さんのほか、パンクブーブーの黒瀬純さん(48才)やたむらけんじさん(50才)も、飲み会に女性を招集する役回りを務めていたと報じられました。松本さんは取材対象となった後輩や、自身との飲み会に参加していた後輩たちと直接連絡をとって、『迷惑をかけてすまんかったな』と騒動に巻き込んだことを謝罪したそうです」(前出・松本の知人)
裁判は決着まで数年かかるとされ、その間、松本は活動休止を余儀なくされる。打撃を受けるのは松本本人だけではない。「テレビ業界では“バラエティー部門が再編されるほどの痛手”という声すら聞こえます」と話すのは、あるベテラン放送作家だ。
現在のお笑い界は、間違いなく松本を中心に動いている。それは大御所たちも認めるところで、前出の上沼は「2~3年活躍するのも難しい世界で、30年も王様でトップを走ってきた」と松本を評し、太田も「玉座に座っていた王様」と表現した。だがお笑い界に君臨する「王」を襲った異変により、業界の構造は大きく変化する可能性もある。
王が姿を消したいま、松本を頂点としたお笑い界のピラミッドは崩れ去ろうとしている。
「松本さんの活動休止がいつまで続くのかは見通すことができません。コンビとして長年、松本さんと苦楽を共にした浜田(雅功)さんも松本さんを心配しつつ、その決意には理解を示しているようです。そんな中、やはり注目すべきは中居さんの動向です。
これまでも親友の危機に寄り添い、やるべきことをやってきたのが彼です。それだけに、いまの中居さんの沈黙が重苦しい。この問題の難しさを痛感させます」(前出・テレビ局関係者)(抜粋)
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/25736492/?__from=ln_am
引用元: ・【松本騒動】松本、憔悴しきる…飲み会に参加していた中居正広は沈黙貫く
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