かんなみ新地は、阪神尼崎駅と出屋敷駅の間に位置する歓楽街。三和本通商店街のすぐそばの住宅街にあり、約670平方メートルのエリアに木造の飲食店36軒がひしめいていた。
いずれも1950年代後半に建てられた長屋で、飲食店の営業許可を得ていた。だが実際は、風俗営業法で営業が禁止されている地域にもかかわらず、性風俗店となっている疑いが強かった。
日が暮れるとピンクのネオンが煌々(こうこう)とし、開け放たれた狭い間口の入り口付近に女性たちが座る。「ちょんの間」と呼ばれる店構えが約55メートルにわたって並ぶ一角には、女性たちを目当てに県外からも男性客が集まった。風俗雑誌にも特集されるほどで、その相場は「20分で1万円」だったという説もある。
引用元: ・【兵庫】違法売春の温床?「かんなみ新地」重機で解体 小学校そばに60年余 [首都圏の虎★]
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