SOCCER DIGEST Web
2月23日に開幕するJリーグへ向けて、今年も各チームが沖縄県でキャンプを行ない、新シーズンへの準備を進めている。
今季はJ1の北海道コンサドーレ札幌、浦和レッズ、FC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、川崎フロンターレ、アルビレックス新潟、名古屋グランパス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、サガン鳥栖のほか、J2、J3クラブも加え、数多くのチームが沖縄特有の暖かい気候なか、日々トレーニングに励んでいる。
1月22日、川崎が練習を行なう会場には、ピッチを見つめる多くのファンの姿があった。話を訊くとその多くが地元の方で、普段はなかなか生で見る機会の少ない、プロ選手のプレーに、時折「おー!」と声が上がるなど、盛り上がりを見せていた。
そのなかには、沖縄県で少年サッカーチームのコーチをしている方も。川崎のサッカー、鬼木達監督の指導を間近で見て、指導者としての学びを得に来たという男性は、Jクラブによるキャンプが沖縄に与える恩恵をこう明かす。
「我々もそうですし、子どもたちにも高いレベルのプロの試合を見させる機会が沖縄は少ない。本土に行っても、高いお金を払って試合を1、2試合観るのが精一杯。そういった面でもJクラブが近くに来てくれるのは素晴らしい機会なんです。
それだけじゃなくて、毎年来てくれるおかげで、沖縄のグラウンドや施設も市町村がお金を出してメンテナンスしてくれる。その良いピッチで私たちや子供たちも使わせてもらって、プレーしているので、すごく大きいですね」
沖縄キャンプは地元民にとっても、大きな意味を持つビッグイベントとなっている。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
引用元: ・【サッカー】地元民が明かす、Jクラブの沖縄キャンプが与える恩恵「グラウンドや施設を市町村がお金を出してメンテナンスしてくれる」 [梵天丸★]
コメント