その後、孫であるバルワン・シンさん(Balwan Singh)はダルシャンさんが亡くなったと連絡を受け、病院の近くに住んでいたバルワンさんの兄弟が午前9時頃にダルシャンさんの遺体を救急車に乗せ、病院から約100キロ離れたダルシャンさんの故郷で、葬儀の場所となるハリヤナ州ニッシングへ向かうこととなった。バルワンさんは翌日にこう語っている。
「ペーシャラにいる兄弟から祖父が亡くなったと知らされ、兄弟は祖父の葬儀を行うためニッシングまで救急車で祖父を送り届ける予定でいました。私たちは親戚や祖父を知る地元の人たちにも彼の死を知らせており、葬儀場にはすでに人が集まっていました。テントが張られた会場では弔問客のために食事も用意され、火葬するための薪も用意していたのです。」
ところが、ハリヤナ州カイタル地区のあたりまで来た時、救急車のタイヤが道路のポットホールに激しくぶつかり、車体は大きな衝撃を受けた。その後、バルワンさんの兄弟は亡くなったはずのダルシャンさんの手が動いていることに気づいた。
驚いた兄弟がダルシャンさんの心音を確認したところ、心臓が鼓動していることが分かった。すぐに救急車の運転手に知らせて最寄りの病院へ向かってもらい、医師はダルシャンさんが生きていることを確認した。その後、ダルシャンさんは同州カルナール県にあるNPラワール病院(NP Rawal Hospital)で治療を受けているそうで、バルワンさんはこのように明かしている。
「まさに奇跡です。祖父が一日でも早く回復することを願っています。また、祖父の葬儀のために集まった人たちも私たちを祝福してくれました。祖父が生き返ったのは神のおかげです。」
しかし今回の件について、NPラワール病院のネトラパル・ラワール医師(Dr Netrapal Rawal)は、「当時、患者は死亡していなかった可能性があります。当院に運ばれてきた時は呼吸があり、血圧や脈拍も確認できました。死亡宣告した病院での医療的なミスか、それとも他の要因なのか、実際に何が起こったのかは不明です」と話している。
引用元: ・【インド】死亡宣告された80歳男性、救急車に乗せられて走行中道路のくぼみによる衝撃で息を吹き返す [生玉子★]
そもそも診断をミスってるんだよ
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