仮設住宅の作業員にもラーメンを
3万棟を超える住宅被害にあった能登半島地震。石川県によると、その中でも特に被害が大きかったのが輪島市と珠洲市だ。
石川県は1月27日から、県の特設サイトで事前登録した一般ボランティアの被災地派遣を開始。翌28日、珠洲市立正院小学校に駆けつけたのが、「SMILE-UP.」社長の東山紀之と副社長の井ノ原快彦。このほか「TOKIO」の城島茂や「SnowMan」の阿部亮平、高田翔、冨岡健翔ら6人だった。
「9時くらいにSMILE社のロゴが入ったキャンピングカーやバンが続々と到着して、10人くらいのスタッフさんたちが荷下ろしや炊き出しの準備を始めました。その1時間後にマイクロバスに乗って、東山さんや井ノ原さんたちが避難所にいらっしゃいました。タレントの方々が来ることは私も知らず、驚きでした」(冒頭の避難所責任者)
避難所の混乱を防ぐために徹底した情報管理が行われ、メンバーらの突然の現場入りはサプライズとなった。居合わせた関係者が語る。
「11時前くらいになると、東山さんたちは避難している方に炊き出し用の食券とお菓子の入っている袋を一人ひとり手渡しで配り始めました。その際、サインや握手を求める人にはもれなく全員に笑顔で対応している様子でした。なかにはSMILE社のメンバーが来ていると聞きつけたのか、わざわざ東山さんたちに会いに来る方々もいましたね。
正午前には炊き出しが始まり、東山さんたちが醤油ラーメンを手渡しで配り始めました。その際にもメンバーの方々は、ただラーメンを手渡すだけではなく『がんばってね』と声をかけて励ましたり、小さい子の相談に乗ったりと、和気あいあいとした会話がありました」
メンバーたちによる“神対応”は、避難者に対してだけではなかった。
「こちらの避難者の人数を考えてラーメンは150食分ほど用意されていたようです。避難者への配給が落ち着くと、小学校のグラウンドに仮設住宅を作っている作業員にもラーメンを振る舞っていました」(同前)
6年前に旧事務所が立ち上げた“プロジェクト”
実際にこの炊き出しでラーメンを食べた70代女性は、目に涙を浮かべながらこう話す。
「ラーメンを受け取りに行くと、テレビでもよく見たことがある城島さんが対応してくれました。その場を離れる前に『頑張って!でも、無理しちゃだめだよ』と声をかけてくださいました」
東山に次ぐ年長者の城島は、率先して避難者を励ます様子が印象的だった。小学生に「避難所ではテレビ観られるの?」と問いかけると、「テレビは大人が相撲を見てるから(スマホなどで)ゲームやってる」と返され、苦笑いする一幕もあった。
炊き出しは2時間ほど行われ、メンバーたちは避難所の住民たちに笑顔で見送られて避難所をあとにした。
SMILE社(旧ジャニーズ事務所)の被災地支援の歴史は古く、1995年に発生した阪神・淡路大震災を受けて当時、関西出身のメンバーが所属した「TOKIO」「V6」「KinKi Kids」の3組が期間限定で「J-FRIENDS」を結成し、震災チャリティ活動を行なったのが始まりとされる。
その後も2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震など、大きな災害が起きるたびにその知名度を活かした支援を行い、東日本大震災の際には1年間で8億円以上の募金を集めた。これらの流れを受けて、発足したのが「Smile Up!Project」だ。同プロジェクトは同社が2018年7月24日に立ち上げたもので、あらゆる災害に対して幅広い社会貢献・支援活動を行うことを目的としている。その後も自然災害が起きるたびに、同社所属タレントらが現地で炊き出しを行うなど、日本各地で活動を続けてきた。
30年近く受け継がれてきた伝統によって、今回も被災地にも笑顔がもたらされた。
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引用元: ・【能登地震】《被災地にスター再び》社長・東山紀之率いる「SMILE-UP.」がラーメン炊き出し、城島茂が避難所で見せた“神対応” [Ailuropoda melanoleuca★]
これからことあるごとにボランティアしまくるんだろうな
まだ現役でいてほしいな(´・ω・`)
逆に迷惑なんじゃ!?
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