岸田首相はこの日の施政方針演説で、「国際的課題への対応などで協力していくべき重要な隣国である韓国とは、尹大統領との信頼関係を礎に、幅広い連携をさらに拡大・進化させる」と述べた。また「日米韓3カ国での戦略的連携や、日中韓の枠組みも前進させる」と説明した。
日本首相の国会演説は通常国会で新年の国政課題を明らかにする施政方針演説と、臨時国会や特別国会で国政運営方向を説明する所信表明演説がある。
岸田首相は昨年10月の演説で「韓国との間では、尹大統領との個人的信頼関係を梃子に、幅広い連携を深めている」とし「キャンプデービッドでパートナーシップの新時代を拓いていくという決意を示した日米韓3カ国が経済安全保障を含めて戦略的連携を進め、日中韓の枠組みについても前進させる」と述べた。
岸田首相は就任直後の2021年10月の演説で「健全な(日韓)関係に戻すために韓国側に適切な対応を強く求めていく」と述べたが、尹大統領が執権してからは関係改善の意志と協力を深める方針に言及した。
岸田首相は4月に予定された米国国賓訪問を機に日米関係を深めて日米同盟を強化するとし、サプライチェーンの強化と半導体協力も模索すると述べた。
中国については「主張すべきは主張し、共通の諸課題については協力する、『建設的かつ安定的な関係』を日中双方の努力で構築していく」と述べた。福島第1原発汚染水の海洋放出に対応して中国など一部の国が日本産水産物の輸入を禁止したことに関しては「即時撤廃を求めると同時に、新たな輸出先開拓などを進めて水産事業者を守る」と述べた。
今月1日の能登半島地震発生後に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が異例にも岸田首相に見舞いの電報を送り関心が高まった日朝関係については「拉致問題が政権の最重要課題」とし「北朝鮮の核・ミサイル開発は断じて容認できない」と強調した。
また北朝鮮による日本人拉致問題に言及し、「すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現し、日朝関係を新たなステージに引き上げる」とし「金正恩委員長との首脳会談を実現すべく、私直轄のハイレベルでの協議を進めていく」と繰り返し明らかにした。
一方、岸田首相は内閣支持率が「退陣危機」レベルの20%台に落ちて反騰しない要因の一つと評価される自民党の「裏金スキャンダル」について「自民党総裁として極めて遺憾であり、心からおわび申し上げる」と改めて頭を下げた。
憲法改正については「9月までの自民党総裁任期中にに実現させる考えに変わりはない」とし「条文案の具体化を進め党派を超えた議論を加速していく」と述べた。
中央日報日本語版 2024.01.31 08:16
https://japanese.joins.com/JArticle/314457
引用元: ・岸田首相「尹大統領との信頼を礎に韓国と協力を拡大していく」1/31 [ばーど★]
政治家ってほんとバカばかり
ユンをそこまで信頼していいものなのか
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