更迭された小森卓郎総務政務官は能登半島地震対策における総務省のリーダー役、加藤竜祥国土交通政務官は復興政務官を兼ねていた。内閣府の防災関係者は「能登半島地震の政府復興チームの一角が崩れた。収拾が大変だ」と嘆いた。
代表質問のトップバッターに立った立憲民主党の泉健太代表は「異次元の裏金と異次元の不祥事」と批判し、「関与した議員を処分しないのか」と対応を迫った。政務官交代を巡っては「ここまでチェックをやらずに危機管理もできなかったことは深刻で総理の責任は重大だ」と指摘。「昨年末の閣僚交代からはなぜ漏れたのか」とただした。
岸田首相は「しかるべき手順を踏んだ上で対応する」と処分について明言を避けた。閣僚交代を巡っても「さまざま報道に接する中で本人の考えなども踏まえ進めた」とマスコミからの情報など外的な要因を強調し自身の責任を転嫁した。
首相は前日30日の演説で事件の解明や再発防止などを巡り「私自身が先頭に立って実行していく」と宣言したばかり。今回の2政務官交代は自身が任命権を持つ政務三役へのチェックすら不十分だったことが露呈した格好だ。
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神奈川新聞 | 2024年1月31日(水) 19:45
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1053575.html
引用元: ・「安倍派の倒閣の乱だ」最悪のタイミングで2政務官辞任、動揺広がる [蚤の市★]
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