185円を起点とした場合、5月29日には180円、6月5日には179円とし、その後は1週間ごとに1円ずつ引き下げ、7月3日には累計で10円下がって175円になるという。
消費者にとっては、最終的に、現在と比べて1リットル10円程度、購入するガソリン価格が低下することになる。
2023年の1世帯当たり(2人以上)のガソリン消費額は7万237円だった。ガソリン価格が平均で約10円低下、現在のガソリン価格で約5.7%低下すると、家計の負担は年間4,004円程度減少する計算となる。
トランプ関税の影響を受けた海外での原油価格低下や円高進行の影響で、足もとの輸入原油価格は円換算で急速な低下傾向にある。
そのため、4月21日の週のガソリン平均価格は、182.7円と予想されている。この予想価格が政府の目標価格である185円を下回っていることから、4月17日から補助金は実施されていない。
これは2022年1月に同制度が始まって以来、初めてのことである。
この先も円高傾向が続き、輸入原油価格の円換算での低下傾向が続けば、政府はガソリン補助金を実施しなくても、ガソリン価格は着実に低下傾向を辿るだろう。
この点を踏まえると、今回の補助金によるガソリン価格押し下げ策が果たして必要であるのか、またその実施時期が適切であったのか、という問題は残るだろう。
木内登英(野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト)
https://news.yahoo.co.jp/articles/dce555989cb9f49e5b87278c1e2daeac05a4e4c5
富山 5月請求分の電気・ガス料金 政府補助終了で値上がり
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20250412/3060019779.html
富山県で来月に請求される電気と都市ガスの料金は、政府の補助金が終了することなどから、いずれも3か月連続の値上がりとなります。
北陸電力によりますと、今月に使用し来月に請求される電気料金は、使用量が平均的な家庭で、前の月より385円上がって7791円になり、3か月連続の値上がりとなります。
そして、富山市や射水市などに都市ガスを供給する「日本海ガス」も、5月請求分のガス料金は政府の補助が終了することから、一般的な家庭で前の月より96円値上げして6446円となり、3か月連続の値上がりです。
また6月請求分からは、物価高騰や設備の耐震化のため料金を改定し、平均で7.1%引き上げるということで、料金改定は2001年以来、24年ぶりだということです。
このほか、高岡市に都市ガスを供給する「高岡ガス」では、5月請求分は86円値上げして6456円となり、こちらも3か月連続の値上がりです。
いずれも来月請求分の値上げは、政府の補助の終了が主な要因だということです。
引用元: ・【野村総合研究所】ガソリン価格10円引き下げ、1世帯当たり(2人以上)の家計の負担は年間4,000円減
https://talk.jp/boards/newsplus/1745027029
【政府】現金給付見送りで調整 ガソリン補助金など経済対策策定へ
https://talk.jp/boards/newsplus/1744803761
暫定税率廃止しろ
二重課税は違法
1回10万円
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