経済的負担が軽減され、妊婦からは選択肢が増えるため歓迎の声が聞かれる一方、お産の現場を取材すると、課題も浮かんだ。
「次も子どもを産むなら絶対に無痛分娩がいい」。
2児を育てるエリさん(31歳、仮名)は、どちらの子の出産も、無痛分娩を選択した。
痛みは母と子をつなぐ愛情――。
そんな母性神話が自然と耳に入り、自然分娩の選択も頭をかすめたが、夫は「絶対に痛みを経験しなければならない、なんてことはない」と後押ししてくれた。
◇増える希望者 ハードルは費用
出産の当日。背中から麻酔を徐々に入れ始め、下半身に痛みがあまり感じられなくなってから、促進剤で陣痛を促した。
夫と談笑し、普段通りにスマートフォンを操作できる余裕もあった。
「痛みはそれほどなく、幸せなお産だった」。
第2子も無痛分娩を選んだ。
どちらも、脊髄(せきずい)の近くに局所麻酔をする硬膜外鎮痛法で、主流とされている方法だった。
陣痛の痛みが軽くなることで体力消耗を抑え、産後の回復も早いとされる。
また、帝王切開への切り替えもすばやくできるため合併症のリスクなども軽減されるという。
こうした理由から、無痛分娩を希望する妊婦は増えつつある。
高齢出産で「疲れが残らないように」と選択する人もいるという。
都が2024年に行った調査では、出産経験者約1万1000人のうち、6割が出産時に無痛分娩を希望していた一方で、その半数近くが断念していたことも判明した。
理由は複数回答で「帝王切開になるなど希望通りの分娩でなかった」がトップで、「費用が高い」「無痛分娩できる施設が近くになかった」が続いた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/ab575316b20837133e32c6ca26264b2195f70d65
引用元: ・【少子化対策】「痛み少なく、幸せなお産」 広がる無痛分娩ニーズ、続く値上げ
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