原材料費や光熱費、人件費などの高騰による飲食店の値上げが止まらない。繰り返される小刻みな価格改定に消費者は「値上げ疲れ」を覚え、外食回数を減らす動きが広がっている。コロナ禍で落ち込んだ外食産業にとって、インバウンドの回復など明るい兆しが見えていた中でのコスト高はブレーキになりかねない。
その一方で、スーパーやコンビニ、専門店が提供する「中食」は、惣菜や弁当を超えて進化して需要が高まっている。具材にこだわった高級おにぎり、レストラン監修の冷凍パスタなど、外食に迫る味と体験を家庭に持ち込むサービスが拡大している。節約と満足を両立させる中食の急成長が、外食業界にじわじわとプレッシャーを与え始めている。
総務省の家計調査によれば、2024年の外食支出はほぼ前年と同様だが、コロナ禍前の水準には戻りきれていない。特に飲酒を含む外食の落ち込みは顕著で、コロナ禍以降の家飲み文化や宴会離れの影響が考えられる。また、物価高による節約志向の高まりによって外食機会が減り、外食は日常から特別なものへと移行しつつある。
ラーメンやハンバーガー、牛丼などのカジュアルでリーズナブルなイメージの外食や、フレンチや寿司店などの高級な業態は比較的堅調だが、家族でフラッと食べに行ったり、仕事の後に友人と軽く食事をするような、これまで日常使いされていた中間層の価格帯の飲食店が伸び悩んでいる。その代わりになっているのが中食だ。
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https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/567ecd08bf44f3c890da68843f7007de14eac036
引用元: ・【経済】相次ぐ値上げで「外食離れ」が止まらない! 外食産業を追い詰める「中食」の進化とは?
ロースカツ定食大盛り1000円超えて草生えた…
食費月一万五千円、外食なんかするのは贅沢
観光客と貧乏県民で販売価格分けろよ
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