https://news.yahoo.co.jp/articles/b6ca9be30307abb1f1996ba277c579932b44e0b5
社民党の福島瑞穂党首は19日のラジオ日本番組で、10月21日に就任した高市早苗首相による1か月弱の政権運営について「最低だ」と述べた。首相が台湾有事を巡る国会答弁に中国が反発し、緊張感が高まっていることなどを理由に挙げた。
福島氏は高市政権について「すみませんが、戦争準備内閣と名付けた」と述べた。高市首相による答弁については「どの首相も『台湾有事が問題だ』『中国』と言わなかったのに、言った。中国が台湾に武力行使をして艦船を出したら、なぜそれが日本の存立危機事態になるのか。今までの国会答弁を踏み越えている。今までの政府答弁と整合性がない」と批判した。「撤回するか修正すべきだ」と主張し、「自民党の中や、自民党の防衛相経験者と話しても、『問題だ』と言っていた」と付け加えた。
高市首相は存立危機事態については「なり得る」と答弁し、政府は従来の政府の立場を変えるものではないと説明している。
日中関係について福島氏は「エスカレートしていくことは、平和にも良くないけれど、日本の経済にも良くない」と語った。「危機や緊張感を日本が強めている状況だ」と指摘し、「軍拡で緊張をあおって、戦争への道に突き進む仮想敵国みたいにするのではなく、外交をきちっとやるべきだ」と強調した。
福島氏は、高市首相が非核三原則の見直しを検討していることに反発したほか、物価高対策に関しても「おこめ券やプレミアム券でごまかされて、『はぁ?』って感じ」などと批判した。
番組パーソナリティーの岩瀬恵子氏から「石破政権と比べるとだいぶ悪くなっているか」と問われ、「そうですね」と即答した。
引用元: ・消滅寸前の社民党・福島党首「高市政権は最低だ」 [662593167]
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