テレ朝NEWS
コメ価格の高騰で、主食をパンや麺類に切り替える人が増えています。そんななか、朝食で人気のトーストや菓子パンに欠かせないマーガリンが今、進化を遂げています。
1℃単位で“口どけ”を調整
机の上のクロワッサンを手に取ってにおいをかぎ、真剣な表情で味を確かめる人たち。
開発者
「クロワッサンのサクサク感とかは、どれも同じくらいかなと思ったけど。テスト(1)が一番あと残りのジューシー感、油の感じがいいなと」
「(最初の)トップの風味がないけれど、ミドルラストからしっかりバター感とかコク感が出る」
香りや食感、風味など、特徴の違いを一つひとつ丁寧に記録し、メンバー間で共有します。
開発者
「最近はジューシー感というか、オイリー感みたいなのを言われることが多いので、その傾向からいくとテスト(1)の方が油が表現できてるかなと」
行われていたのは、新たなマーガリンの研究開発です。
コメの価格の高止まりが続くなか、食卓で存在感を増しているパン。
会社員(20代)
「毎日、朝は食パン食べて出勤してます。きょうはイチゴジャムをのせて食べました。今なんでも高いので、コメも一人暮らしだと買えないので、手っ取り早く買えるパンを食べています」
主婦(60代)
「パンの方がやっぱり安いので、お手軽かなという気がします。休みの日はほぼパンです。だいたいトーストして、マーガリン塗って、卵とソーセージと野菜ちょっとという感じで食べています」
パンの味を引き立てるマーガリンについても、開発競争が激しさを増しています。
バターとマーガリンの違いは?
牛乳由来のバターとは異なり、大豆油やパーム油など植物性油脂を主な原料として作られるマーガリン。パンにさっと塗れる手軽さだけでなく、お菓子作りにも欠かせません。
埼玉県にある大手油脂メーカーの開発現場をのぞいてみました。
カネカ 食の技術センター榊晃生センター長
「(Q.どんなマーガリンを開発しているんですか?)融点の違うマーガリン、口どけの違うマーガリンを開発しています」
食べるまでは固まっているけど、口の中ではとろけるマーガリン。そんな絶妙な口どけを実現するため、このメーカーでは、1℃単位で溶ける温度を調整しています。
続きは↓
マーガリン進化 コメ高騰でパン食増える中 1℃単位で口どけ調整 開発競争の舞台裏 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tvasahinews/business/tvasahinews-900178342
引用元: ・マーガリン進化 コメ高騰でパン食増える中 1℃単位で口どけ調整 開発競争の舞台裏 [ぐれ★]
企業努力が違うしコメが負けて当然
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