飲食店の順番待ちリストに本名を書かないのはなぜ？気になる理由　(発言小町)

2025/12/19 15:00

　人気の飲食店で順番待ちのリストに名前を書かなくてはならないとき、本名を書かない人が一定数いるようです。なぜ書かないのでしょうか。また、本名の代わりにどんな“偽名”を使っているのでしょうか。読売新聞のユーザー投稿サイト「発言小町」に寄せられた経験談をピックアップしてみました。

本名書かないのは子どもの教育に悪影響？

　「飲食店での順番待ちの名前」のタイトルで投稿してきた「とん子」さんは、これまでレストランなどの順番待ちリストに名前を書く際には、正直に本名を書いてきました。ところが、友人から「本名なんて書かない。だって誰が見てるか分からないから」と言われ、ハッとしたそうです。

　確かに思い出してみると、近所のファミリーレストランの順番待ちリストにママ友の名前を見つけ、後日、ママ友の口からその店にいた、と聞いたことがありました。

「学校の先生などは教え子に会ってしまうような場所だと、知られたくなくて違う名前にすることはあるのかもしれません。でも、子どもと一緒のときに、違う名前を使うのって、教育上良くない気もします」とトピ主さん。発言小町に「本名でない名字を書かれる人はいますでしょうか？　そうしている方がいたら、理由も知りたいです」と問いかけました。

ありふれた名前で「今日はこれで」

真っ先にコメントしたのは、「匿名」さん。珍しい名字で、かな書きしても店の人が読みづらそうにするのが嫌なので、ありふれた旧姓を書くようにしているといい、「本名を書けとは記載されていないので、子どもの教育に悪いとは思いません」とコメントします。

珍しい名字を理由に本名を書かないという人はほかにも。「発音しにくいので、省略して下の2文字を書いてます」（「ロッ君ママ」さん）、「どんなにきれいに書いても、間違って読まれるので、分かりやすい旧姓を昔から必ず書いてました」（「サワ」さん）。

「悪目立ちと店員さんの面倒を考えて、違う名前にしている」という「ぽん酢」さんは、子どもにその理由を説明していました。「ほら、うちの名字って変わってるでしょ。もしも職場の人が後から来て、うちの名前見つけて、『昨日あの店に行ったでしょーー』って言われたら、お母さん嫌なの。お母さん、目立ちたくないの。ひっそり生きていたいの」と。そして、書いた後で、夫や子どもたちに「今日は私たち、『山田さん』でーす。『4名の山田様』って言われたら返事するように」と伝えたそうです。

一方、本名を書くことが当たり前だと考えていた人たちからは、反論が届いています。

「見られて不都合な店には行きませんし、何なら偽名を使っているところを見られた方が恥ずかしい」（「木村」さん）、「そこまでして自分の痕跡を隠すこともないと思う」（「めぐ」さん）、「真面目ですねー。繊細ですねー。そんなに周りの目が気になりますか？？」（「あ」さん）などです。

「火星人」「煉獄の使者」もアリ？
（略）

（読売新聞メディア局　永原香代子）

※全文はソースで。↓
https://www.yomiuri.co.jp/otekomachi/20251218-GYT8T00109/