
しかも、当選した49人のうち、旧立民系は21人、旧公明系は28人で、旧立民系は8割以上の議席を失うことになった。比例代表の名簿登載順で公明出身の候補が上位になっていたことが明暗を分けた格好である。
■「既得権益の保身」と国民は受け止めた
この観点からも中道は、自らの首を絞めた。
デゼーリスは、成功するテクノ・ポピュリズムには「腐敗した既得権益vsわれわれ」という図式が必要だと説いている。立民と公明という長年政治の中枢にいたベテラン同士の合流は、有権者の目には「究極の既得権益の保身(選挙互助会)」に映ったことは想像にかたくない。彼らが「改革」を連呼するほど、なぜ今まで改革ができなかったのかという疑問がもたげてくるのだ。
テクノ・ポピュリズムは、自民党にも及んでいる。高市氏は、新聞やテレビなどの既存メディアを軽視し、SNSを通じた国民への直接的な語りかけを重視している。自身を「既存メディアに叩かれる悲劇のリーダー」と演出し、フォロワーを「真実を知る仲間」として団結させた。これは先のリーダー型の典型的な手法である。
また、高市政権は、短期間に「実績」と「実行力」のある政権イメージを創出し、「強い日本を取り戻したい国民」という旗印を掲げると同時に、内外の敵を最大限利用した。それとは一回りスケールダウンにはなるが、チームみらいが「賢い市民」を想定したのと好対照といえるだろう。
いずれにせよ、テクノ・ポピュリズム的な流れは止められない。紙幅の関係で触れなかった参政党にもその要素がしっかりと入っている。
中道の自壊とリベラルの退潮に見える動きは、今回の選挙が決定的な転換点であったことを反面教師的に照らし出しているといえる。わたしたちの自尊心の揺らぎと生活のゆくえは、かつてないほど新興政党の〝スマート戦略〟と運命を共にしつつある
引用元: ・『2026年、リベラルは完全に死んだ』 ←死んだのは反日パヨクだよ [662593167]
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