ニッポン放送
航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が1月4日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。羽田空港で発生したJAL機と海保機の衝突事故について解説した。
国土交通省は1月3日、羽田空港で2日に衝突した日本航空(JAL)の航空機と海上保安庁の航空機との管制官の交信記録を公表した。交信記録では、管制官は海保機に滑走路手前の停止位置まで進むよう指示しているが、滑走路内への侵入や離陸を許可した形跡はなかった。一方、JALは機長らが「海保機を視認できなかった」と話していることを明らかにした。
飯田)交信記録が公表されましたが、どうご覧になりますか?
鳥海)最初のニュース速報が出たときには、JAL機が単独で燃えているのかと思いましたが、映っていたのは海上保安庁の飛行機でした。衝突してからJAL機が止まるまで約1キロ移動していますので、海上保安庁の飛行機とJAL機は1キロ離れており、そのあとにJAL機の映像が出てきました。
乗務員による避難誘導が適切だった
鳥海)交信記録などが出てきているなかで、管制塔からの指示の解釈の違いなのか、行き違いが出ています。私は午後8時ごろに羽田空港へ入りましたが、海外メディアがとても多かったですね。15年ほど取材していますが、これほど多くの海外メディアが空港で取材していたのは初めてです。それだけ今回の事故に対して、海外メディアの関心が大きかったということですね。
飯田)そうですか。
鳥海)報道で映像が出たときは、「ある程度の怪我人が出るのではないか」と感じた方も多かったと思いますが、民間機であるJAL機の方は重傷者も出なかったので驚きました。昨日(1月3日)の記者会見によると、体が不自由な車椅子の方が2人いらっしゃったそうです。脱出方法までは公表されませんでしたが、全員が脱出できたということは、乗務員による避難誘導が適切に行われた結果だと思います。
飯田)そうですよね。
鳥海)航空会社の客室乗務員は1年に1回、必ずエマージェンシー訓練を行いますが、それを通過しないと乗務できません。訓練のときは、長年乗務されている方でも緊迫感があるそうです。その訓練を受けたことが今回、短時間で全員脱出できた結果につながったのではないでしょうか。
長文につきあとはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/1339057fb3c43c56b259f41b923a39a42ae9c25f
引用元: ・【羽田事故】「乗員乗客全員」生還させたJAL乗務員の適切な避難誘導 [夜のけいちゃん★]
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