1/3(水) 20:50 TOKYO FM+
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村上RADIO~いろんなお便りを読みながら大晦日~
作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。2023年12月31日(日)の放送は「村上RADIO~いろんなお便りを読みながら大晦日~」をオンエア。
今回は、リスナーの皆さんからいただいたメールを読んで、村上さんがお答えしていく特別回。仕事にまつわる質問から、プライベートにまつわるものまで幅広い質問に答え、大晦日にぴったりな楽曲とともに紹介しました。
この記事では、「どうやって的確で分かりやすい文章を書いていますか?」という質問に答えました。
◆Herbie Hancock「Don’t Explain (feat. Damien Rice & Lisa Hannigan)」
村上:中国の方からのメールです。
Arthurさん(36歳、男性、東京都)
<日本語教育学の博士課程の留学生です。高校時代から村上さんの本を読んできました。最初は母国語である中国語の翻訳版で、大学で日本語を勉強してからは、翻訳版の改善点に気づいて、日本語版を読み始めました。先日、「Audible (オーディブル)」には村上さんの作品の朗読があると聞いて、ほぼ毎日楽しく聴いています。最も好きなのは高橋一生さんの朗読です。落ち着いて深みがあります。最後に、文章執筆について、村上さんにお聞きしたいです。少し大きな話ですが、どうやって自分の考えを、的確で分かりやすい文章にしますか?>
村上:高橋一生さんの朗読、素敵ですよね。
「どうやって自分の考えを、的確で分かりやすい文章にするか?」
これはとてもむずかしい問題で、「はい、こうすればいいですよ」という一般的でシンプルな回答があるわけではありません。人それぞれ、自分のやり方があります。僕の場合、翻訳をこつこつ続けることで、文章について多くを学んできたような気がします。翻訳って、異なった言語で書かれた文章を、母国語に置き替える作業ですよね。だから原文を読み込んで、その意図をしっかり理解し、それをわかりやすい母国語に変換しなくてはなりません。
読者が読んでいて「あれ、これはどういう意味なんだろう?」と、もう一度読み返さなくてはならないような翻訳は、基本的にはまずい翻訳です。で、そういう訓練を積んでいるうちに、「自分の考えを、的確で分かりやすい文章にする」コツみたいなものを、少しずつ身につけていったような気がします。簡単に言えば「母国語の相対化」みたいなことですね。同じような意味合いで、外国語でものを書いてみるというのもけっこう役に立ちますよ。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
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http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1704255470/
引用元: ・【ラジオ】村上春樹「自分の考えを、的確で分かりやすい文章にするコツ」は? リスナーからの質問に回答 [湛然★]
こいつに聞く意味あるんか?
ワラタ
案の定な回答だし(笑)
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