ー中略ー
【グラフィック】 OECD加盟国別時間当たり労働生産性
https://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2023/12/28/2023122880134_1.jpg
ところが、現実は我々の考えとは異なり、いつからかさまざまな分野で後れを取る国になりつつある。
最高時速300キロの高速鉄道が開通して20年になるが、平均速度は168キロにとどまっている。
一方、中国の高速鉄道は平均時速350キロで営業運転しており、日本は時速500キロで走るリニアモーターカーの中央新幹線で
東京~名古屋~大阪を1時間で結ぶ工事を進めている。
こうした状況で、韓国は10兆ウォン(約1兆1000億円)をかけ、大邱と光州を結ぶタルピッ鉄道の建設を妥当性の
事前検討なしに進めようとしている。
韓国人は住民登録番号で効率的な行政が行われていると考えているが、我々の住民登録証は何の情報も含まない
プラスチック片にすぎない。
韓国に比べて個人情報にはるかに敏感で保守的だとされる欧州のドイツ、オランダなどではさまざまな情報を含みながらも
セキュリティー機能を備えた電子身分証を導入している。
グーグルマップ、アップルペイ、ウーバーのような世界の標準的なサービスの多くは韓国では使えない。
韓国人は日本をガラパゴスだと笑うが、それに劣る状況が続いていることを我々は知らない。
オランダのセキュリティー企業サーフシャークが毎年110カ国を対象に調査している「デジタル生活指数(DQL)」で
韓国は2021年の2位から22年は10位、2023年には20位に転落した。アジアでもシンガポールだけでなく、日本にも後れを取っている。
我々が誇っていたインターネットの品質は日本が25位だったのに対し、韓国は64位だった。電子政府分野で世界4位に入り、
メンツを保っているが、最近トラブルが相次いでおり、それさえも見通しは暗い。
未来は人工知能(AI)の時代だと言われるが、そのために必要なデータの品質は粗悪で断片化している。
韓国が過去の成果と栄光に酔っている間に着実に基盤を整え変化を続けた国々が韓国を追い抜いているのだ。
ー中略ー
韓国社会は忙しく誠実なように見えるが、実は無意味な労働に満ちている。
大切な部分に集中して高い付加価値を生み出すのではなく、無味乾燥に繰り返したり、
仕事しているように見せたりすることがはるかに多い。
生産現場では体系的なシステムより勘が優先される場合がまだまだ多く、オフィスでは上から降ってくる無駄な指示に
渋々従う状況に愚痴をこぼした経験が誰にでもある。
生産性向上のための基盤構築と資料蓄積を疎かにした結果、多くのことが長時間労働を通じた試行錯誤で行われている。
経験は蓄積されず、一過性で消え、同じことを限りなく繰り返す。そのため、韓国の時間当たり労働生産性は
OECD加盟37カ国平均(64.7ドル)の73%にとどまっている。
韓国より生産性が低い国はギリシャ、チリ、メキシコ、コロンビアの4カ国しかない。
教科書で学んだ通り、韓国は資源はないものの、豊富で優秀な労働力を大量に投入して成長してきた。
しかし、今や韓国の人的資源は世界で最も速いスピードで枯渇しつつある。過去のやり方はもはや維持できないため、
ただ一生懸命にやっているだけでは現在の地位さえ守れない限界状況に迫っているが、依然として過去の「やればできる」
という認識に埋没し、今求められる生産性向上のための質的変化は遅れている。
「無知ならば体で苦労しろ」という格言が現在の韓国の実情かもしれない。
全文はソースから
記事入力 : 2024/01/07 21:05
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/12/28/2023122880147.html
引用元: ・【朝鮮日報】 最高時速300キロの韓国高速鉄道、平均時速は168キロに過ぎない [1/8] [仮面ウニダー★]
コメント