岸田派の解散検討を表明した後の18日夜、首相の携帯電話がなった。表示されていたのは、麻生氏の名前だった。
他派に根回しせず 反発する麻生派と茂木派
「私は派閥をやめませんから」。この電話で初めて首相から「岸田派解散」の意向を聞いた麻生氏は、自らの派閥は存続させる考えを伝えた。「茂木もやめないと思いますよ」。そう語って電話を切った麻生氏は、その茂木敏充幹事長に電話をかけた。
「岸田派の解散を聞いていたか」と問うた麻生氏に、茂木氏は「知りませんでした」。茂木氏も、自ら率いる茂木派の解散を考えてはいなかった。「お互い、これから矢面に立つことになるな」。麻生氏は茂木氏に、そう語りかけた。
この夜をもって、第4派閥の岸田派、第2、第3派閥の麻生、茂木両派が組んで政権を安定させる、政権当初から続いてきた「三派連合」は終焉(しゅうえん)を迎えた。
政権運営の土台を完全に変質させるリスクを冒して、首相はなぜ「解散宣言」に走ったのか。
首相は17日、自らに近い議…(以下有料版で、残り3276文字)
朝日新聞 2024/1/20 5:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASS1M75MBS1MUTFK013.html?iref=sptop_7_01
引用元: ・「私は派閥やめませんから」 首相に告げた麻生氏、三派連合の終焉 [蚤の市★]
コメント