【警鐘再び!】日本海溝・千島海溝巨大地震は最大級M9の連動地震に発展か!?
ライフラインの復旧もままならない被災地では感染症の拡大や災害関連死が増え続けていつが、こうしたいたましい出来事を繰り返さないためには今後、起こり得る災害を知ることだ。そこで今回は政府が近年、警鐘を鳴らし続ける日本海溝、千島海溝を震源とする巨大地震の不気味な〝胎動〟をレポートした!
元日に起きた能登半島地震では石川県内の多くの港で海底が隆起し、中には4メートルもせり上がったところもあったほどだ。
そのためか「日本列島は地震の活動期に入った」との報道が増加。次はどこが揺れるのかとの警戒感が高まっているが、本誌は北海道南東沖の千島海溝で起きる巨大地震を危惧している。
この地震の震源域には十勝沖、根室沖、色丹沖などがあり、これまでにもたびたび地震を引き起こしてきた歴史があるからだ。
科学ライターがこう語る。
「この辺りは沖合から太平洋プレートが陸側の北米プレートの下に沈み込み、徐々に千島海溝の境界部に歪みがたまっていく。そして限界までたわんだプレートが跳ね返る。南海トラフ地震とまさに同じプロセスが海底で起きているのです」
国の地震調査委員会は、今後30年以内にこれら地震の起こる確率を7~40%と想定。大津波をもたらす大地震の発生が切迫していると、警鐘を鳴らしているほどなのだ。
武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が言う。
「このエリアで起きた最も大きな地震は、17世紀に発生している。M(マグニチュード)8.8に達する地震規模だったとみられているが、北海道の地震にはほとんど記録がなく、津波の堆積物から判断されたものなのです」
震源が陸地から近いという共通点
また、千島海溝沿いでは近年もM7~8クラスの「プレート間地震(=プレートの摩擦で起きる地震)」がしばしば起きている。1952年の十勝沖地震(M8.2)、1973年の根室半島沖地震(M7.4)、2003年の十勝沖地震(M8.0)などが代表格だが、これらが連動しM9クラスの超巨大地震が発生するといわれているのだ。
ちなみに、過去6500年分の堆積物からは、350~400年間隔で実に18回もの超巨大地震が発生していたことが分かっている。
怖いのはM7程度の地震が発生すると、間を置かずM8クラスの大地震が起きることで、過去には連続地震が起きていた可能性も指摘されているのだ。
「よく引き合いに出される南海トラフ地震では、1854年11月4日に熊野灘沖を震源とする安政東海地震が発生。翌日、四国南方沖を震源とする安政南海地震が発生したが、ここでも同じことが起きていたとみられているのです」(科学雑誌編集者)
加えてこの辺りで起きる地震は震源が陸地から近いことが多く、大地震発生時には今回の能登半島地震と同様、甚大な被害をもたらす可能性が指摘されているのだ。
ただしソースは週刊実話
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/129901
引用元: ・【警鐘再び】最大M9レベルの大地震くるか!? [632443795]
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