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不正の根本的原因に“受託体質” 豊田自動織機 特別調査委指摘
「豊田自動織機」はフォークリフトや建設機械用のエンジンの排出ガス性能の
試験でデータの不正が明らかになり、外部の有識者でつくる特別調査委員会を
設置して調査を進めてきました。
特別調査委員会の報告書では、一連の不正の根本的な原因としてみずから責任
を持ってリスクに対処できない「受託体質」とも言うべき企業体質があったと
指摘しています。
受託体質
このなかでは、会社のエンジン事業部は長年にわたりトヨタ自動車の管理・監
督のもとで自動車用エンジンの開発を行い、あくまでも受託業務として、トヨ
タから求められるままにエンジン開発を行ってきたと指摘しています。
こうした開発の進め方によって、エンジン事業部では「受託体質」とも言うべ
き気質が形成され、2003年以降に産業車両用エンジンで本格的に導入された
排出ガス規制というリスクに責任をもって対処することができなかったとして
います。【以下略】
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240130/k10014340571000.html
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