8月時点の平均時給は1207円で、前年同期に比べ14・6%(154円)増加した。イオンモール須坂以外の販売・接客業でも時給が上昇しており、同店の開業が市全体の時給水準を押し上げている状況が明らかになった。
信濃毎日新聞は、求人情報のビッグデータを扱うフロッグ(東京)に分析を依頼。2024年8月~25年8月に「バイトル」などのアルバイト情報サイトに載った求人を市区町村ごとに調べた。
時給欄の金額に幅がある場合は下限値を取り、平均時給を算出。須坂市の平均時給の増加率は、全国平均(1・5%)や長野県平均(4・6%)を大きく上回った=表。
増加率の2位は福島県喜多方市の12・9%、3位は東京都日の出町の11・6%だった。一方、須坂市に隣接する長野市の増加率は3・4%で、全国の384位。
24年8月時点の平均時給は長野市(1080円)が須坂市(1053円)を上回っていたものの、25年8月時点では須坂市の1207円に対して長野市は1117円で逆転した。
イオンモール須坂の求人を除いて算出した須坂市の販売・接客業の平均時給も、24年8月時点の958円から25年8月時点は1177円に伸びた。増加率は22・9%。
フロッグは、人手不足が深刻化する中で「須坂市内の既存店舗が人材の流出を防ぐために、時給を上げているのではないか」(担当者)と分析した。
須坂市では、10月の本格開業を控える「イオンモール須坂」のテナントが人材を多数募り、期間限定ながら時給1500円を超えるケースも目立つ。
ビッグデータを分析したフロッグ(東京)や長野労働局によると、販売関連の求人も堅調に推移している。
フロッグによると、須坂市の2024年8月時点の時給は、当時の県内の最低賃金(948円)に近い950~999円が求人全体の44・3%を占めた。
時給1200~1249円の求人はゼロだったが、25年8月時点では26・8%に増加。全国平均(1202円)を大きく上回る時給1400~1449円は16・6%、1500~1599円も5・2%に上る。
時給が高くなるほど、期間を限定した「オープニング時給」などの条件が付くケースが目立つ。
同社によると、イオンモール須坂関連の求人数は、25年1月が8件。春ごろから増えて、7月は134件、8月は177件だった。
8月の求人の職種別は、販売・接客が67件で最も多かった。ファッション・インテリア関連が60件、飲食関連が40件、アミューズメント関連が6件などだった。
長野労働局の集計でも、須坂公共職業安定所(須坂市)管内のアルバイト・パートの求人が販売関連業種で増えている。25年1月までは10~20件台だったが、2月は321件、3月も317件に急増。夏に入って落ち着いたものの、高水準が続いている。
イオンモール須坂は、流通大手イオン傘下のイオンモール(千葉市)が建設する県内最大規模の商業施設。同社によると、ファッションや飲食などのテナント170店舗が出店予定で、総従業員数は約2500人に上る見通しだ。
基本商圏は須坂市や長野市など約10キロ圏内の約18万世帯で、年間来客数は750万~800万人と想定している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aef79fab1e3daf0599627e5d11adb60e112fdb9
引用元: ・【ほぼ最低賃金→ 一気に1200円超】イオンモール須坂開業で地方都市のバイト・パート時給増加率が全国トップ 街の店、人材流出防ぐためか
これもイオンモール
黒船が襲来しないと改革できないな
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