トルコ国営通信アナドルによると、ドイツ・ハンブルクからイスタンブールを訪れていた一家は12日、イスタンブールの主要観光地をめぐり、屋台料理を食べた後に体調を崩した。
当初は食中毒と思われ、治療を受けて退院したが、その後症状が悪化したため再入院した。
6歳と3歳の子ども2人が13日に死亡。母親(27)も翌日に死亡した。アナドルによると、父親(38)は重体のまま週末を乗り越えたが17日に死亡した。
当局は当初、死因を食中毒とみなし、イスタンブールのオルタキョイ地区から屋台を撤去させた。
しかし、一家と同じホテルに宿泊していた2人の観光客も15日に入院したことを受け、捜査当局は殺虫剤中毒に捜査の焦点を切り替えた。トルコメディアは、1階の部屋で散布されたトコジラミ駆除用の薬剤が、ホテルの換気システムを通じて一家の部屋に到達した可能性があると報じた。
イスタンブール旧市街にあるこのホテルは、捜査結果が出るまでの間、市当局によって閉鎖される。鑑識は15日にホテルで、ベッドシーツ、枕、水差し、毛布などからサンプルを採取した。
予備的な鑑識報告書によると、具体的な原因究明にはさらなる分析が必要であるものの、環境毒素が原因である可能性が高いという。
トルコ警察に拘束された11人の容疑者のうち7人はイスタンブールの裁判所に移送され、今後の手続きに向け待機している。
引用元: ・【トルコ】ドイツから観光で訪れていた一家4人が死亡、ホテルで散布されたトコジラミ駆除用の薬剤が原因か [1ゲットロボ★]
強力すぎる殺虫剤
コメント