天然記念物のリュウキュウヤマガメ107匹を密猟した中国籍の4人を起訴

那覇地検は18日までに、沖縄県内でリュウキュウヤマガメ計107匹を捕獲したなどとして種の保存法違反の罪などで、いずれも中国籍で自称自営業の女（32）と男（38）、男（26）、自称フリーターの男（23）の4容疑者を起訴した。14日付。地検は認否を明らかにしていない。

　起訴状によると、女ら3被告は9月4日ごろから16日ごろまでの間に、県内で国内希少野生動植物種のリュウキュウヤマガメを計70匹、9月29日ごろから10月3日ごろまでの間に久米島町で、被告の男（26）を含む4人で同計37匹捕獲した。男（26）は10月10日ごろから10月13日ごろまでの間に竹富町で、天然記念物のヤエヤマセマルハコガメを計35匹捕獲し、車内に載せて所持し、現状を変更したなどとしている。