■理不尽な怒りを中国政府に向けず高市首相に
12月1日。日付が変わったばかりの深夜、ある一人の政治家がSNSに投稿した言葉に、私はめまいにも似た既視感を覚えた。それは、かつて「最低でも県外」という言葉で日本の外交を大混乱に陥れ、総理大臣の座を追われた男、鳩山由紀夫氏の言葉である。
彼は、上海公演が直前で中止になった歌手の浜崎あゆみさんのエピソードを取り上げ、こう述べた。
「浜崎あゆみさんはエンターテイメントは人と人を繋ぐ架け橋だと、上海公演が中止となり無観客の中でも予定通り歌われたそうだ。感激した。しかし高市首相の軽率なひと言でどれだけ多くの人を傷つけ国益を損なっているか測り知れない」
歌手が歌で人々を繋ごうとする姿勢。それは純粋に美しいものであり、称賛されるべきだろう。だが、なぜその美しいエピソードを、自国の総理大臣を背後から撃つための弾丸として利用するのか。
そもそも、公演が中止に追い込まれた直接の原因は、中国当局の判断にあるはずだ。それなのに、なぜその理不尽さに対する怒りを中国政府に向けず、日本の高市早苗総理に向けるのか。
■もはや鳩山由紀夫氏と瓜二つ
相手国の非には目をつぶり、ひたすら自国のリーダーを攻撃する。この「内弁慶」で「外国に弱い」奇妙な精神構造。私たちはかつて、これを「悪夢」として経験したはずだ。
だが、その悪夢は終わっていなかった。今、別の政治家によって、その精神が蘇ろうとしている。
その男の名は、石破茂。
つい先日まで総理大臣の椅子に座り、そして国民からのあまりに不人気っぷりが原因で、短命でその座を降りた男である。彼が今、行っている振る舞いは、もはや鳩山由紀夫氏と瓜二つだと言わざるを得ない。
高市首相が中国の脅威に対して発言すると、まるで条件反射のように横から口を挟み、足を引っ張る。
その論理の根本には、「高市早苗首相だけでなく、中国も批判すべきだ」という、主権国家の政治家としてあまりにも当たり前のバランス感覚が欠落している。
総理大臣経験者として、彼のこの姿勢は断固として批判されなければならない。
■中国を叱るどころか、高市首相を叱る石破氏
そもそも、事の発端は、高市総理が国会で、「台湾有事は日本の存立危機事態になり得る」という趣旨の答弁をしたことだ。これに対し、中国政府は火がついたように怒り狂った。
まず断っておくが、私は高市総理のこの発言を、諸手を挙げて称賛するつもりはない。むしろ、致命的な欠陥があると考えている。それは「アメリカ軍が本当に助けに来てくれるのか」という、最も冷酷でシビアな大前提の検証が抜け落ちている点だ。
もしアメリカが動かなければ、日本だけが突出して梯子を外される恐れがある。その点において、高市首相の言葉は楽観的過ぎるし、論理的に破綻していると言わざるを得ない。
しかし、だとしても、だ。
日本の総理大臣が、「隣国で戦争が起きたら、日本も巻き込まれるかもしれない」という当たり前の危機感を口にしただけで、なぜ中国から恫喝されなければならないのか。
台湾を武力で併合しようと虎視眈々と狙い、軍用機を飛ばし、東アジアの海を我が物顔で荒らしまわっているのは、一体どこの国か。
東アジアの平和を乱している真の「トラブルメーカー」は、高市首相ではない。間違いなく中国である。
ならば、総理大臣経験者として、石破氏がなすべきことは一つしかないはずだ。「日本の総理の発言に過剰反応するな」「地域の緊張を高めているのは君たちだ」と、中国に対して苦言を呈することである。それが、国家の威厳を守るということであり、政治家としての最低限の矜持だろう。
ところが、石破氏は中国を叱るどころか、高市首相を叱りつけたのだ。
以下全文はソース先で
■さらに問題なのは、台湾問題に対する石破発言
■この滑稽さに、彼は気づいていない
■「石破前首相は、黙りなさい」
文/小倉健一
12/3(水) 7:00 集英社オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab6946ff938ea2ee241124f07458f44660df41f5
引用元: ・「石破前首相は、黙りなさい」理不尽な怒りを中国ではなく高市首相へ向ける倒錯、“鳩山由紀夫化”が止まらない [12/3] [ばーど★]
中国がんばれw
物価高市をやっつけろ!
最近こいつのスレがあったような
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