内閣府が令和2年5月に策定した「男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン」(避難所チェックシート)は同所の運営に女性を参画させ、相談しやすい体制づくり、女性専用スペースの確保、性加害を許さない意識啓発を呼びかける。
災害時の性暴力の根絶に取り組んできた関係者は「今度こそは…」の思いを強くしている。
●性暴力防止は環境整備から
「避難所の運営には若い人も含めて女性も参画することが大事だ。弱い立場の人のニーズに耳を傾けられる運営を心がけてほしい」
NPO法人「女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」(神戸市)代表理事の正井礼子さんはこう訴える。
正井さんは平成7年発生の阪神大震災で性被害の申告を押し殺した女性被災者を支援した。23年の東日本大震災では日本で初めて作成された災害時の女性や子供への暴力に関する報告書(東日本大震災女性支援ネットワーク)の実態調査を担った。
【中略】
●「加害者も被災者だから」は通用しない
避難所はセクハラや性加害が黙殺されやすい。よく聞かれる理由が「加害者も被災者だから」という理屈だ。
阪神大震災でセクハラ被害を相談された兵庫県職員に対し、避難所の責任者は「加害者も被災者や。大目に見たらんかい」と一蹴したという。
シングルマザーの被災者は買い物の手助けをしてくれた高齢男性に、お礼のために夕食に招くと性行為を要求された。
「悔しかった」とつぶやく女性。正井さんが警察に届け出たかを尋ねると「ここでしか生きていけない。
どうして人に話せるんですか」と涙をツーと流したという。
正井さんらと同ネットワークの報告書作成に関わった「減災と男女共同参画研修推進センター」の共同代表、池田恵子さんは「性被害や安全上の不安があれば、相談しやすい人に伝えてほしい。災害時だからこそ、我慢しないでほしい」と強調する。
続きは産経新聞 地方版 石川県
2024/01/10
https://www.sankei.com/article/20240110-7D4RLZ3XSVAWNFBPLVVCOISPDA/
引用元: ・【能登地震】阪神では「加害者も被災者や。大目に見たらんかい」と一蹴…男性も女性と一緒に性被害を防いで、避難所への願い [おっさん友の会★]
つまり、作り話なんだろ?
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