30年以上にわたり収監されているケネス・ユージーン・スミス(Kenneth Eugene Smith)死刑囚の刑の執行は、今月25日に予定されている。
近年では主に薬物注射による死刑執行が行われてきたが、アラバマ州はスミス死刑囚の刑執行には窒素ガスを使うと発表している。
国連の人権高等弁務官事務所(OHCHR)のラビナ・シャムダサニ(Ravina Shamdasani)報道官はスイス・ジュネーブで記者会見を行い「われわれは、窒素ガスによる窒息という、これまで試されたことのない新たな方法で行われる、差し迫った死刑執行に危機感を持っている」と述べた。
シャムダサニ氏は、窒素ガスという方法は知り得る限り世界でこれまで使われたことがなく、「国際人権法が定める拷問および他の残酷な、非人道的なまたは品位を傷つける取り扱いまたは刑罰に当たる恐れがある」と指摘した。
同氏は、OHCHRは「アラバマ州当局にスミス死刑囚の刑執行を中止し、他の死刑囚に対しても、この方法での執行手続きを進めないよう求める」と述べた。
また、ミシシッピ、オクラホマ両州が最近同様の方法による死刑執行を承認したことについても懸念を示した。
米国では窒素ガスが死刑執行の方法として使われたことはないが、
引用元: ・【国際】窒素ガスでの死刑は「拷問に当たる恐れ」国連が米アラバマ州に中止要請
それも死刑囚の殺し方にケチつけるって
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