羽鳥慎一アナ　連日バトルの泉房穂氏を注意「田崎さんを攻める会ではありません」

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羽鳥慎一アナが１７日、「モーニングショー」（テレビ朝日系）に出演。自民党派のパーティー券収入をめぐる一連の問題で、前明石市長で弁護士の泉房穂氏と政治評論家の田崎史郎氏による静かな〝激闘〟をいさめた。

最近、番組でこの問題を扱うときには、田崎氏と泉氏の共演が続いており、たびたび泉氏の厳しい指摘に自民党幹部と太いパイプを持つ田崎氏が苦い表情をする場面が見られている。

そんななか、この日も泉氏は早口の関西弁で主張をまくし立てた。派は「解体解散の方へ向かっていく気がします」と話す田崎氏に対して、
泉氏は１９８９年に自民党が出した改革大綱に「派閥の弊害除去と解消への決意」が書かれていると指摘。さらに「これ作ったの自民党ですよ。自民党自身がこの書類を作って宣言してはるんですね。
３５年前のこれ、もう１回読み返したらいいんちゃいます？」と主張し、これに田崎氏が「それはもうみなさん読んでますよ」と言い返したあたりから、２人の間に不穏な空気が流れ始めた。

田崎氏がフランスを例に企業献金の廃止と代替措置をセットで議論すべき、政治家は１円の領収書まで政治資金収支報告書に書いていると主張するなか、
泉氏は「田崎さんもごめんなさい。言いたいことを提供いただくのはありがたいことですけど、無理して今の政治を守ろうとしなくても、お金のかかる政治からそうじゃない政治に代わる方向にコメントされた方が、
私はいいと期待したいですけどね」と、嫌味とも取れる注文だ。これに田崎氏は「私は私の店でやりますんで！」と反発。泉氏は即座に「ああ、すみません」と謝罪した。

２人による静かな〝激闘〟を見守っていた羽鳥アナは「別に田崎さんを攻める会ではありません」と泉氏をいさめ、「田崎さんは情報元は言えないでしょうけども、
ちゃんとした情報元からそういう人たちがそういうことを考えてるんだっていうのを伝えてくれる人だっていうことなんで」とフォローして番組を取り繕った。

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