能登半島地震で避難所に身を寄せる人たちに体を休めてもらおうと、東京都葛飾区の段ボール製造会社「坪川製箱所」が、自社で手がける防災グッズ「段ボール箱まくら」を被災地に届けた。
枕はA4サイズより一回り大きい縦24センチ、横35センチ、高さ7.5センチ。
箱の真ん中に切り込みが入り、頭が自然に沈むように作られている。
東日本大震災や熊本地震で避難生活を経験した人への聞き取りで、「枕がないと不便だった」という声をもとに開発した。
専務の坪川恵子さん(55)は、避難所で自分の腕を枕代わりにして寝ている被災者の様子をテレビで見て「能登の避難所はゆっくり休める環境が整っていないのでは」と感じたという。
すぐに、出荷できそうな100個をかき集め、被災地に送る準備を整えた。
現地を訪れる区議にひとまず30個を預け、18日に石川県輪島市のビニールハウスで避難する人たちに届けた。
坪川さんは「睡眠の質が少しでも良くなれば。一日も早い復興を祈っている」と話した。
枕の中には簡易トイレや携帯ライトなど防災グッズ8点が入っており、坪川製箱所のオンラインショップで3990円(送料別)で販売している。
企業や町会からは備蓄用にまとまった数の注文があるといい、区の防災倉庫にも収納されている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304113?rct=t_news
引用元: ・葛飾区の段ボール屋が「段ボール箱まくら」を被災地に送付 [292723191]
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