13年前、津波で父・徳久さん(享年39)と母・昇子さん(享年39)を亡くした晴翔さん。
震災直後の避難所では、両親が行方不明だったにもかかわらず、兄の佳紀さんと一緒に一生懸命みんなを支えた。
兄・佳紀さん(当時9歳)「晴翔、あっちの手伝い終わった?」
晴翔さん(当時6歳)「うん終わった」
ともに避難した母方の祖母・五百子さん(当時68歳)は、2人を温かく見守っていた。
祖母・五百子さん(当時68歳):
頑張っているからよろしいです。まだお母さんとお父さんの顔を見ていないから。
「いつもありがとう」育ててくれた祖母に感謝
及川晴翔さん:
ばあちゃんからしたら、自分の子どもも含めて、俺と兄ちゃんで2回目の子育てだったと思う。中学・高校ずっと迷惑かけたと思う。
夕ご飯は、晴翔さんが大好きな豚汁にした。
及川晴翔さん:
普段仙台にいて、豚汁を食べること全然ないので、たまに定食屋に行ってセットで頼むくらい。でも、ばあちゃんが作ってくれたのが一番おいしい。
高校を卒業した晴翔さんは、将来は地元に就職し、町の発展に役立ちたいと考え、仙台の大学に進学、まちづくりや防災の知識を学べる地域学を学んでいる。この年末年始(2024年)には、二十歳のつどいに出席するため、地元の陸前高田市に戻ってきた。
一人暮らしの五百子さん(81)は、晴翔さんが帰ってくるとうれしそうだ。
及川晴翔さん「あすで私、成人式ですよ」
祖母・五百子さん「おめでとう」
引用元: ・13年前、当時6才で津波を経験した少年が成人式に参加。おばあちゃんに感謝 [421685208]
いい話だな強く生きてほしい
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