「『大谷選手からのお手紙もついているんだって!』と、うちの子供が大谷選手寄贈のグローブが学校に届いたことを興奮気味に話してくれました」
そう語るのは、都内の小学校に子供を通わせる保護者。だが、その表情はちょっと複雑だ。
「先生がたとお話しすると、どうやって使用していくのか、まだ決まっていない部分が多いのだとか。正直、ルール作りに苦慮しているようでした。うちの子が通う学校は各学年5クラスの大所帯なので、平等にみんなで使うのは難しいですよね……。使い方はまだ決まっておらず、まずはクラスごとに回覧する計画のようですが、うちの子もまだ実物は目にしていないようです」(前出・保護者)
全国約2万の小学校に3個ずつ、金額に換算して約6億円の太っ腹なプレゼントとして話題になった大谷翔平からの「寄贈グローブ」。左利きの子供もキャッチボールができるようにと、右利き用2個と左利き用1個を贈る大谷の“気配り”には列島から称賛の声が上がった。昨年末から次々と全国の小学校に届き始め、歓迎ムードは高まるばかりだが、その陰では、密かに懸念も広がっていた。
グローブの配布が発表されたばかりの昨年11月、お笑い芸人の小籔千豊(50才)は出演する『旬感LIVE とれたてっ!』(カンテレ)で、「いらん心配」と前置きしつつ、次のようにコメントした。
「上級生が下級生に『おーい貸せやー』とか、『家で使いたいから持って帰っていいですか』とか言って、返ってけえへんとか。悪い大人もいますから、盗難の可能性もある」
管理の難しさや平等に使うことの難しさを予見してみせたのだ。ニュースでは子供たちの喜ぶ様子が報じられ、小籔の警鐘も杞憂に終わりそうかと思われたが……。実際は、冒頭の小学校のように、現場の教師たちが頭を悩ませている。
「うちの学校の校庭は、そもそも野球は禁止なんです。危ないですからね。バットの持ち込みはもちろん、基本的にキャッチボールもできません。放課後も学童保育に行く以外は、学校に残ってはいけないルールで、校庭では遊べない決まりになっています。
どうやって子供たちに大谷選手のグローブを使ってもらえばいいか、職員の間で話し合っていますが、結論はまだ出ていません。このままでは大谷選手のグローブでは野球ができないという事態になりかねない……」(都内の小学校教諭)
※続きは以下ソースをご確認下さい
1/25(木) 11:15配信
NEWSポストセブン
引用元: ・大谷翔平の『寄贈グローブ』で全国の小学校に広がる 混乱 “使用ルール”決まらないなか、保護者からの要求がエスカレートすることも [尺アジ★]
流石にこれは教員が怠けすぎだろ
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