第96回センバツ高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が26日、大阪・北区の毎日新聞大阪本社で開かれる。
昨秋の明治神宮大会で星稜(石川)が優勝したことで、北信越は従来の2校から神宮大会枠が加わり、3校が選出される。能登半島地震で輪島市内の校舎が被害を受けた日本航空石川は昨秋の北信越4強のため、
当落線上だ。兄弟校の日本航空山梨キャンパスに身を寄せるナインは25日、富士川町にある旧増穂商のグラウンドで練習を行った。
山梨県や富士川町がすぐさまグラウンド確保に動いてくれたことに、中村隆監督(39)は「環境をいただき、感謝しかありません」と礼を述べた。
支援の輪は広がる一方だ。中村監督の母校・明大の野球部やOB会からは「明大全部でサポートする!」と連絡が来た。旧増穂商グラウンドでの整備に使うトンボとレーキがなく
「10本ずつあったら助かります」と話すと、25本ずつ届いた。「母校のありがたみを感じています」と頭を下げた。
「まずい! もう一杯!」でおなじみの明大OBからも支援があった。元東映投手で「悪役商会」の俳優・八名信夫(88)だ。
「明治の後輩が困っているんだから。年齢は関係ない。何でもしてやるから!」との電話に「青汁の方だ…」と目を丸くした。「ボールいいですか」と答えると、すぐに手配してくれた。
OBの社会人チームの指導者にも支援の輪は広がっている。中村監督は「チャンスがあると。吉報を待ちたいというところです」と静かに運命の瞬間を迎えるつもりだ。(加藤 弘士)
引用元: ・【高校野球】日本航空石川に88歳レジェンド俳優から支援「明治の後輩が困っているんだ。年齢は関係ない」 【八名信夫】 [朝一から閉店までφ★]
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